――メンバー決定時のパフォーマンスを振り返ってみての感想をお聞かせください。
TSUBASA あの日は12人でパフォーマンスできる最後の日でもあったし、後悔するようなパフォーマンスは絶対にしない、という思いがありました。
数日前から自分のノートにも後悔するぐらいだったら、振り切ってやる、ということを書き込んでいて、それをパフォーマンスではできたのかなっていうのはあります。
でも、やっぱり12人でパフォーマンスする時間が終わりに近づくにつれ、寂しさは感じてはいましたね。
SOUMA 『WAKE UP』からそうですけど、サイファーでは盛り上げてくださるお客さんがいて、僕らのボルテージも上がって上がって、それで最後の『TO THE TOP』。
曲の前の円陣の時点で、涙ぐんでしまって。曲の最中にも、一回MIZUKIくんと目が合う時間があって、そのときもいろいろフラッシュバックしてきました。泣きそうになったんですけど、そこはぐっとこらえて。
すごく感慨深い日だったな、とパフォーマンスを通して思いました。
TAKERU みんなでパフォーマンスすることがラストだったし、お客さんの前での12人のパフォーマンスも最後だったんですけど、最初のころからライブに見に来てくれたファンの方にもたくさん来ていただいて。
最後、12人でのパフォーマンスや、みんなで楽しくサイファーしているときもお客さんに今まで以上に盛り上げてもらえたし、自分たちも笑顔で最後までパフォーマンスできました。
今までたくさんのいい思い出ができて、今日ここでパフォーマンスできてるんだな、と実感出来ましたね。
YUGA 寂しい気持ちが一番強かったんですけど、自分的には『Out of Control』は今までのライブよりは出来は良かったのかなって正直、思ったところはあります。
でも、それもお客さんが暖かったからこそ、楽しくパフォーマンスできてるんだなとは思っているので。
最後の『TO THE TOP』は最初、円になって全員で目を合わすところがあったんですけど、本当に涙が出てきそうになりました。
一発目の歌い出しだったんで、本当にこらえて、こらえて、パフォーマンスしてたって感じでしたね。
RYOTA 個人的になんですけど、俺的には論外のパフォーマンスだったなっていう感じですね。
心の底から楽しめてなかったという部分と、やっぱり緊張の方が強かったっていう部分。
見せたかった部分も、あんまり伝えられなかったな、というのがあって。
自分の練習不足なんですけど、もっと完全系にできたなっていう感じですかね。
REIA すごく意味深いパフォーマンスだったなって思いつつも、「WAKE UP」は12人の中で一番長くやっていて、今まで何十回、何百回とパフォーマンスしてきた中で、そのとき、そのときのカラーがあったんですけど、中でもこの前の「WAKE UP」が一番しっくりきたと思います。
この日のために、この「WAKE UP」があるんだな、ってやりながらそう思えました。
『TO THE TOP』に関しては、メンバーごとにちょこちょこステージサイドにはけるシーンがあるんですけど、横からみんなのパフォーマンスを見ると今までの思い出や、DIGを通してあった出来事を思い出しました。
これで最後のパフォーマンスになるのかと思いつつ、その瞬間、瞬間を大事にしながら、パフォーマンスしていたなと思います。
もちろん緊張もあったんですけど、それよりこの12人で今まで作り上げたDIGだったり、思い出が一番大きかったですね。
MIZUKI 当日は緊張もあって、反省することは多かったんですけど、久しぶりに有観客ライブのような形での開催ということで、それこそ脱落した6人だったり、今まで見に来てくれてたお客さんが目に入って勇気が出ました。
そういったお客さんたちがいるからこそ、僕たちは楽しくパフォーマンスができているんだな、と改めて感じましたね。