いつの間にかごちゃごちゃになりがちな冷蔵庫や冷凍庫。食材がひと目で見渡せない冷蔵庫は、食材のダブり買いや賞味期限切れの原因にもなりますよね。
今回は、テレビや雑誌、書籍など多方面で活躍する、料理研究家で冷蔵庫収納アドバイザー&食ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんによる「冷蔵庫収納テクニック」をご紹介。
すっきり収納が叶うだけでなく、節約やフードロス、さらには節電まで叶えるテクニックをわかりやすく解説します♪
冷蔵庫がすっきり!基本の収納ポイント3つをおさらい!
まずは冷蔵庫をすっきり見せる、基本の収納ポイント3つをご紹介します。言われてみれば「確かに!」と思うものばかりですが、なかなか実践できていない人も多いのではないでしょうか。
ぜひこの機会におさらいしちゃいましょう!
1:食べ忘れ防止やダブり買いを防ぎたい!「見える」収納
まずは冷蔵庫の「見える」収納から。
保存容器は、外から見て何が入っているのかひと目でわかる、透明なものがおすすめです。中身や残量がわかるため、食べ忘れ防止にもつながりますよ。
さらに比較的空間が狭く、奥が見えづらいチルド室は、食材を重ねずに斜めにずらしながら保存することで、奥まで食材が見えるようになるという利点も。
奥に余り詰め込み過ぎていない棚であれば、棚板を半分にして資格を減らすのも効果的です!
2:保存期間によって置く場所を決める「まとめる」収納
奥が見えにくい上段には長期保存系、取り出しやすい下段には傷みやすい食材を入れておく「まとめる」収納もポイントです。
特に、最上段の棚は下段に比べて温度が2度ほど高めになるので、傷みやすい食材の一次置きはNG! 逆に冷たい空気は下に流れる性質があるため、作り置きなどは下から1~2段目に配置するのがおすすめです。