こんにちは、近ごろ「ライフハックのゴールドラッシュがあるらしい」とビジネスマンたちの間で話題になり、つるはしを担いだ男たちが殺到していると噂のバーグハンバーグバーグ通信です。

さて、社会を渡るスキルとして最も大切なのが「がんばっている感じを出す」ことだというのはもはや説明不要でしょう。特に日本においては業務を定時までにテキパキとこなすより、ダラダラと延ばし遅くまで残業している方が「お、がんばっているな」と評価される傾向が顕著です。がんばることよりがんばっている感じを出すことの方が大事、そんな中でビジネスマンはどうすべきなのでしょうか?

これに関して画期的なイノベーションを生み出した、ウォール街を牛耳るグリフィーズ・カンパニーの人事担当者であるスコット・クレイグ氏。彼のお話を伺いたいと思います。

 

 

 

 

例えば、ここにひとり愚直に何かの仕事をがんばっているビジネスマンがいる。彼がどんなに努力しようと、その評価は十人並だろう。

しかし、この評価は「カレンダーを飛ばす」ことで覆るのだ。

それでは、何を言っているのかわからない方のために、さっそくカレンダーを飛ばしてみよう。

 

 

 

 

がんばっている感じが出たのがおわかりだろうか?

このように、同じ仕事をするにしてもカレンダーを飛ばすか飛ばさないかによって、その評価は大きく変わってくるのである。

それでは、弊社のダメ社員ランキングトップ5のメンツを例にして、このライフハックがいかに有効であるかをお見せしよう。

 

 

 

 

ダメ社員ランキング5位 ジョセフ・ヒューストン

ヒューストン君はケンブリッジ大学を出ているのだが、業務中はまったく動くことがなく、常に邪魔なところでボーッと立っているだけなのでダメ社員ランキングの常連だ。

彼はネクタイの仕組みを理解していない。ネクタイはふつう巻くものなのに、彼のネクタイは首にくっついているだけなのだ。

そんな彼も…。

 

 

 

 

どうだろう、何だかがんばっている感じがしないだろうか。

「いたずらに過ぎていく時間」という面持ちもしないでもないが、なんだかひたむきな感じが出て印象が変わることには違いない。

 

 

 

 

ダメ社員ランキング4位 アンナ・ストラスバーグ

彼女が女性ながらにしてダメ社員ランキングに選ばれたのは、業務時間中、常に社屋の壁を殴っているだけだからだ。

彼女と同じオフィスの仲間は、常に暴力的な騒音に悩まされている。一体なんで壁を殴っているのか、そしてなんで社が彼女に給料を出しているのかはまったく不明だ。

そんな彼女も…。

 

 

 

 

どうだろう、がんばっている感じが出たのではないだろうか。

今までは単に「壁を殴っている危ない人」だったが、カレンダーを飛ばすことによって「近々大会がある人」という位置付けに大幅にランクアップしたように見える。

あるいは、彼女が壁を殴り終えたとき、社には大きなブレイクスルーがもたらされるのかもしれない。

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