毎日違う質問に対して3行の答えを書き続けることで、「端的にまとめる力」が身につくという「問いかけ日記」。
普段、ついつい回りくどい話し方になってしまい、言いたいことがうまく伝えられない筆者にはぴったりなのでは?と思い、実際に使ってみました。
一風変わった「問いかけ日記」とは具体的にどんなものなのか、内容や筆者が感じた効果をご紹介します。
東洋図書出版「問いかけ日記」
一般的な日記は、日々の出来事や思ったことなどを自由に書くものですが「問いかけ日記」では、1日1問に対し3行の空欄があり、答えを自由に記入できます。
普通の日記では何を書いたらいいか思いつかないという人や、日記を書こうと思ってもなかなか続かなかったという人にも良さそうです。東洋図書出版のサイトによると、毎日続けることで「端的にまとめる力」が身につくそう。
確かに限られた紙面に回答を書かなくてはいけないので、要約する力が身につきそうですね。
どんな問いかけがあるの?
「問いかけ日記」のサイズは133×188×12mmで、だいたいB6サイズくらいの大きさです。
早速ページを開いてみると、はじめの質問は「行ってみたい絶景スポットは?」でした。
実際に思いつくままに書いてみると「海外ばかりだな」と気づき「国内にもまだ知らない絶景スポットがたくさんあるはず!」と新たな興味の扉を開けるきっかけになりました。
自分の気持ちや思考を言語化するきっかけに
パラパラとページをめくっていくと「人の悪口を言っている人がいたらどうしますか?」という普段の自分の行動を顧みるような質問も。
また、「今すぐ食べたいものは?」というような書く日の気分や気候によって答えが変わりそうな質問や、「もし〇〇だったら…」と自分では考えたこともないような質問まで、質問の種類は多岐に渡ります。
世の中のことや過去のこと、未来のことなど、じっくりと考えてみるきっかけになるかもしれません。
また回答する中で、自分でも思っていないようなことを書いていることもあり、「自分ってこんなことを感じていたんだ!」という発見もときどきあります。中には「なんでこんな質問が?」と思うようなものもありますが、突拍子もない質問に日々答えていくのも、案外おもしろくて楽しんでいます。