「他人の不倫」に巻き込まれないために

こんなケースは度々耳にしますが、既婚者が配偶者以外の人と肉体関係を持つ不倫は法的に見ても責任が重く、そんな状態を手にしている友人とはなるべく不倫の面で関わらないよう注意が必要です。

アリバイ作りに加担することそのものに責任はないかもしれませんが、万が一友人の不倫がバレてしまえば「配偶者を貶める関係を助けた人」として自分が責められる可能性は、ゼロではありません。

不倫をしている人は必死に我が身の安全を考えますが、友人だからと安易に手を貸してしまうと、その後何かトラブルが起こったときには自分もネガティブな影響を受けることを、忘れてはいけません。

筆者が実際に見聞きしたことでは、不倫相手と出かけたいからと友人に頼まれて車を貸したら事故を起こされ、その賠償をめぐって友人と対立したケースもあります。

不毛なつながりに手を貸せば、何かあったときに自分も損をするのが現実。

友人であっても、他人の不倫に関わるのは控えることが、関係を保つためにも大切と思いたいですね。

不倫そのものが大きなリスクを抱える関係なら、そのつながりに身を置く友人のお願いを安易に引き受けてしまうことは、自分もそのリスクに巻き込まれる可能性を忘れてはいけません。

NOと伝えているのに引いてくれないなら健全な友情とはいえず、お付き合いを考え直すのも自分のためといえます。

不毛な関係には手を触れないことが、我が身を守る第一の境界線です。