週末に作り置きをしておけば、平日の夕食やお弁当の準備がグンと楽になります。
しかし、夏場や常温で持ち歩くお弁当に作り置きおかずを食べるのは、食中毒が気になりますよね。
衛生面にしっかり配慮しておかないと、腹痛や下痢等の症状を起こす可能性があります。
この記事では、管理栄養士の資格を保有する筆者が、お弁当や作り置きで食中毒を起こさないための注意点をご紹介します。
調理前の注意点
最初に、調理前にどのような点に注意すればいいのかご紹介します。
手や調理器具をしっかり洗う
まずは手や調理器具をしっかりと洗うことが大切。当たり前かもしれませんが、作り置きやお弁当を作る際は特に注意して洗うようにしましょう。
私たちの手にはたくさんの雑菌が付着しています。調理にとりかかる前に洗うのはもちろん、生肉や生魚を触った後やレシピを検索するためにスマホを触ったときなども、ハンドソープを使ってしっかり洗いましょう。
また、包丁やお皿、タッパーなどに細菌が付着していることも。調理器具を洗剤で洗った後に菌が付いたふきんで拭いてしまうと、食中毒のリスクがあります。
食中毒菌は少量でも食中毒を引き起こす可能性があるため、見た目やにおいが無くても注意が必要です。タッパーやお弁当箱、まな板などは、熱湯かアルコールなどで殺菌して、食中毒を防ぎましょう。
なお、アルコールは乾いた状態で吹きかけるのが効果的。濡れた状態よりも除菌効果が高まります。
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