「以前、ボス格みたいな女性が支配するママ友のグループにいたときは、その人の言うことには何でも反応しないといけなくて、本当にストレスでした。
抜けたいけれど絶対に悪口を言われることが想像できたし、子どもの付き合いにも影響させられることが目に見えていたので、それでも何とかこなしていました。
あるとき、メンバーのひとりが『忙しくなってゆっくり返信する時間がないから、退会してもいい?』とグループラインに投稿したことがあって、そのときもボス格のママ友が『みんな忙しくても仲間の輪を大事にしているよね?』と上から目線で引き留め、嫌な空気になったのでそのメンバーは謝るしかなく、こんなやり取りにも本当にうんざりでした。
そのメンバーのママ友に思い切って『大丈夫?』と個別のアカウントに連絡したら、グループへの不満を話してくれて。
やっぱり同じ気持ちの人はいたのだ、と私も正直にストレスを打ち明けました。
それからは、ふたりでグループとの付き合い方を話し合えるようになり、それだけでだいぶ気が楽になりましたね。
嫌な話題がグループラインで出たときも、そのママ友と『どう返す?』と相談して角が立たないようなメッセージを考えたり、仲間がいることで少しずつグループと距離を置く勇気を持てたと思います。
結局、このボス格の女性は旦那さんの転勤で県外に引っ越したので自然とグループが解散になりほっとしましたが、しんどくてもいなくてはいけないときは、仲間を作るとだいぶ関わり方が変わるかなと思います」(34歳/金融)
嫌でも仕方なくグループにいなければならない場合も、ママ友とのお付き合いでは起こります。
そんなとき、同じ気持ちの人がいれば一緒に「対策」を考えられるので、こっそりつながっておくのも手。
こちらの女性は、「ふたりが似たような返信をすれば、自分のメッセージが浮くことも減る」と話していました。