映画製作の世界を体感
スタジオツアーは、テーマパークと違いアトラクションがあるわけではありません。
その名の通り、映画セットを見て回るツアーです。
セットの裏を見れば木の枠がありますし、ホグワーツ橋の隣に巨大チェスの駒があるように実際にはない配置になっているものがあります。
通常のテーマパークではない施設作りです。
さらに、セットを見て回るだけでなく、映画製作の過程を知ることもできます。
魔法生物たちを作る過程や、巨大なセットの建設、登場人物のコスチューム、音効など、映画製作に関する展示スペースがいくつもあります。
ハリー・ポッターの世界を見て回るだけでなく、映画製作に関する学びも得られる施設です。
将来的には、学校向けに映画製作の過程を学ぶツアーも検討されているというほど、本格的な内容です。
魔法使いになりきって写真撮影
スタジオツアー内は、基本的に撮影OKです。
映画のワンシーンを再現するカットで撮影してもよし、自分だけのアングルからハリー・ポッターの世界を切り取ってもよし。
ローブや杖を持っていけば、自ら魔法の世界に入り込んだような写真が撮れます。
9と3/4番線では、手押しカートが壁に半分埋まっており、ホームに入る瞬間を再現できます。
特にフォトスポットが多いのが、バックロットです。
屋外セットが置かれているエリアで、ハグリッドの小屋やプリベット通り4番地のダーズリー家などを散策できます。
ダーズリー家の前にはハグリッドの空飛ぶバイクが置いてあり、それに乗り込んで写真が撮れます。
他にも、騎士バスや巨大チェスも屋外に展示。
ホグワーツ橋で写真を撮ったり、空飛ぶフォード・アングリアに乗り込んで写真を撮ったりできます。
実際に触って乗って写真撮影が楽しめるのは、バックロットのセットならではです。
さらに、映画の世界に入り込めるエクスペリエンスも。
箒に乗ってハリー役になりきる「ブルーム エクスペリエンス」では、グリーンバックで専用の箒に乗って演技をします。
実際の映画映像と合成され、自分がヒーローになった映像を持ち帰れます。
他にも、クディッチの観客になりきって撮影し、映像と合成する体験も。
魔法省では、電話やトイレから移動してくる暖炉が並んでおり、煙と共に魔法省に出勤する様子を体験し、動画を持ち帰れます。
各エクスペリエンスは、専用のQRコードを用いて、家に帰ってから映像をダウンロードできます。
全力で演じて、俳優の気分を味わいましょう。
それぞれ待ち列が用意されていますが、スタジオツアー自体の入場予約が細かなスロットで分けられているため、あまり待ち時間が発生しないようオペレーションされるとのことです。