加齢だけじゃない!頻尿になる原因
加齢以外の、頻尿の要因について解説します。
1.食事や飲み物の影響
塩分(ナトリウム)やカフェインには利尿作用があるため、摂りすぎると排尿回数が増えてしまいます。無意識に水を飲みすぎている場合も、過剰な水分を排出するためトイレが近くなります。
2.膀胱炎などの疾患
膀胱炎などの尿路感染症によって、膀胱が過敏になると頻尿になります。尿路感染症の場合は、しっかり排尿をして細菌を排出することが重要なので、トイレを我慢してはいけません。
排尿時の痛みや血尿など、気になる症状があるときには泌尿器科を受診してください。
3.緊張状態が続く
排尿には心理状態も影響しています。「緊張したらトイレに行きたくなってきた」という経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
緊張状態が持続すると、「いつもトイレが気になってしまう」「何度もトイレに行きたくなってしまう」という悪循環に陥ってしまう人もいます。
頻尿改善!骨盤底筋群トレーニング
膀胱を支える「骨盤底筋群」の筋肉が衰えると、頻尿や尿漏れが起こりやすくなります。頻尿・尿漏れ対策として、骨盤底筋群トレーニングを毎日行いましょう。
骨盤底筋群トレーニングのやりかた
1.背筋をのばし、やや浅めに椅子に座る
2.両足を床につけて肩幅に開き、肩の力を抜く
3.肛門・膣・尿道を引き締めるように10秒ほど力を入れ、その後は30秒ほど力を緩める。10回繰り返す
4.3の「引き締め」と「緩める」をすばやいテンポで10回繰り返す
1~4を1日5回以上行うのが効果的です。おなかや肩などに力が入ってしまうと効果が得られないため、リラックスして行いましょう。
関連記事