日光を浴びてビタミンDを作ろう
日焼けやシミを気にして、日焼け止めや日傘などUVケアを徹底している方も多いはず。
美肌に大敵な紫外線ですが、骨の健康には欠かせないものなんです。
日光を浴びることによって体内でビタミンDが作られます。
このビタミンDには、骨の材料である「カルシウム」の吸収を助ける働きがあるんです。
「ビタミンは日光じゃなくて食事から摂ればいい」と思う人もいるかもしれません。
ところが、日光を浴びて作られるビタミンDの量は、食事から摂取できる量よりも多いことがわかっています。
最近はUV対策の影響からか、日本人の若い女性はビタミンDが不足していて、骨折する人が増加しているんです。
「日焼けたくないし、シミが増えるのもイヤ。でも骨の健康も保ちたい」という方は、夏場は紫外線が少ない朝か夕方に10~20分程度、冬は30~1時間程度の日光浴がおすすめです。
食事で骨に必要な栄養を補おう
完成しているように見える大人の骨でも、3年~5年のサイクルで新しく生まれ変わっています。
新しく骨を作るための材料が必要なので、骨の健康を保つためには毎日の食生活が大切。
健康な骨を作るのに必要な栄養素といえば「カルシウム」が有名ですが、実はそれだけではありません。
カルシウムのほか、ビタミンDやビタミンK、ミネラル、たんぱく質などの栄養素も不可欠。
特に20~30代の女性はダイエットのために食事を控える人が多く、カルシウムの摂取量が少なくなりがち。
栄養バランスが崩れると骨密度が低下してしまうので注意が必要です。
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