くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、つらい花粉症の症状に頭を抱えてはいませんか? 自分なりの対策をしていても、症状が改善されずに毎年悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

スギ花粉は2~4月にピークを迎え、ヒノキは3~5月、ブタクサやヨモギなどは8~10月と、年中何かしらの花粉が飛んでいます。

花粉症は、早めに対策することと、適切に薬剤を使うことで症状を大幅に軽減することができるのです。

今回は、日常生活での花粉症対策について詳しくご紹介します。

花粉症の放置はNG! 早めの対策がカギ

花粉症とは、花粉に対して免疫が過剰に反応する症状です。花粉症になると、花粉を排除するために、くしゃみや鼻水などで吹き飛ばそうとします。

花粉症を放置しておくと、鼻や喉の粘膜に継続して炎症が起こってしまうため、粘膜のバリア機能が低下します。すると、少しの気温差や刺激に対しても過剰に反応するようになり、慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎になる場合もあります。

また、鼻水や鼻づまりは集中力の低下を招き、日中の眠気が増すこともあります。

慢性化を防ぎ、症状を悪化させないためにも、花粉症は早めに対策することが大切です。