自分が違和感を与える側になっていないか
相手だけでなく自分の言動にもおかしな点があるのに、それを受け入れさせようとするのは間違いです。
お付き合いは対等であり、自分のやり方で相手が傷ついたり苦しんだりするときは、やはり在り方を考え直すのが幸せな交際の基本です。
自分を見て「考え方が偏っているのかもしれない」とぼんやりとでもわかるときは、スルーせずにきちんと向き合うのが正解。
恋愛は相手がいてこそあり得るもので、どんな自分でもすべてを受け入れるのが愛情ではなく、相手が違和感を覚えるのであれば改善していかない限り続きません。
無理をして気持ちを曲げるような状態ではなく、自分がどう在りたいかの素直な本音をきちんと掴み、それを相手にも知ってもらう努力が必須。
居心地のいい関係には一緒にいてリラックスできる心があり、リラックスできるのは信頼できるから、その信頼は互いを理解しているから育つもの。
自分が違和感を与える側になっていないか、相手から指摘されたときはまずは言われたことを素直に考えるのが最初です。
自分は良くても相手にとってはストレスになるようなことはお互いさまで、それを悪いとするのではなく「変えていけるもの」と受け止めるのも、必要以上に心を苦しめない考え方。
幸せな恋愛は、お互いに変わっていく姿勢、変化を柔軟に受け止める姿勢が縁を長続きさせることを、忘れてはいけません。
*
「何だかおかしいな」と小さな不安が生まれるとき、相手のことを好きであればあるほどそう感じる自分を否定する人がいます。
その結果いつまでも苦しむのは自分であり、いずれ「好きなのに違和感ばかり大きくなる」ようなつらい状態が訪れます。
相手の振る舞いを指摘するのは、打ち明ければ相手も考え方を変えるきっかけになる、という希望があります。
ふたりの関係を真剣に考えるからこそ、おかしさは無視しないのが愛情なのだと考えたいですね。