6: お互いへのリスペクトを忘れない

カウンターだけの居酒屋で偶然隣に居合わせたカップルはアラフォーの夫婦。初対面ですがいろいろと話を聞くことができました。

夫は43歳で妻が39歳。子どもは欲しいけど不妊治療をしないと決めたカップルは「ひょっとしたら子どもがいない人生になるのかも」と思っているそうです。

「でもいないなら、ずっと友達だよね」と笑っていました。

この二人のバックボーンにあるのは互いに対するリスペクトです。

一緒に住んでいてもお互いについてすり合わせることをしなければ、相手の変化にも疎くなり、気づいたときは遅すぎたということもあります。

それなら最初から「結婚生活の中で、自分も相手も変わっていくもの」と捉えましょう。そして変わることを互いに楽しむというすり合わせも忘れないで。

変化を楽しむことこそ、夫婦円満のしなやかな術です。

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」