5: 自分の浮気を正当化する
付き合っている恋人がいるけれど、ほかに気になる異性ができることがあります。
恋人に隠れてその人とも親密なつながりを持つなら浮気となり、恋人に嘘をついて浮気相手を優先するようになると、まっすぐな愛情が恋人に向けられているとはいえません。
関係に誠実な男性は、好きな人以外に好意を覚える異性がいたら、まず自分と向き合います。
なぜそうなるのか、自分はいったいどうしたいのか、本音を知りそこから逃げないのが、自分と等しく女性との関係を大切にする姿勢です。
浮気は、どんな理由があれ「する側」に非があり、浮気相手を優先したいのであれば恋人とはその前に別れるのが誠意ですよね。
「君がこうだから浮気したのだ」のように自分の有り様を相手のせいにする男性は、そもそも恋人に向けていた気持ちが軽く、関係を自分の都合でしか見ていないといえます。
関係を大事に思うからこそ、万が一別の人に愛情を向けてしまうときが来れば、誠実な男性は新しい相手の前に恋人と向き合います。
浮気を正当化するのではなくその自分を解決していくのが、人とのつながりを大切にする姿勢です。
「何をするか」より「しないこと」に注目してみる
気になる男性がいて、相手もまた自分に好意を向けてくれているのを感じる。また、交際状態にある男性がいる。
その人がふたりの関係についてどう思っているか不安になったときは、何をしてくれるかを振り返るのも大切ですが、「何をしないか」に注目してみると、自分とどう向き合っているかが見えてきます。
都合よくつながりだけを続けたい男性の場合、こちらの気持ちや事情を無視した振る舞いがあったり、期待に沿わないときに責めてきたり、必ずネガティブな姿を見せているはずです。
本当に好きなら「それができるのかどうか」の意識は、「自分ならしない」と思えるときこそ関係を見直す機会。
逆に、「これをしない」がわかることで改めて男性の愛情を実感することもあります。
相手とのつながりをどうするか、好きでいるかどうかを決めるのは、常に自分です。
関係を相手任せにするのではなく、自分の本音から逃げない姿勢が誠意になると思いたいですね。
＊
好きだと言いながら安易にこちらを傷つけたり貶めたりする男性に、本当の愛情があると思えるでしょうか。
できると思っても「しない」のがわきまえであり、それは相手を本当に好きだと思うからこそ持てる姿勢です。
愛情は接し方に出ます。
「この人は自分との関係を真剣に考えてくれているのだ」とわかるときは、それにしっかりと応える力を意識したいですね。
