落ち込んでいる自分を勇気づけてくれたとき

「仕事で大きなミスをして落ち込んでいたとき、彼女から『なんとかなるよ』と言われたんです。一瞬、そんな軽い感じで言わないでほしいなとムッとしかけたんですが、彼女が『今までも、あなたは大変なことを乗り越えてきたじゃない』と続けて、その瞬間勇気づけられました。
 
強い女性だし、僕をよく見てくれているんだなとも思いました。こんな女性とはめったに出会えないので、一緒にいたいなと思っちゃいますよね」(28歳/PR)

彼が落ち込んでいるときに一緒に悲しむか、それとも勇気づけたり励ましたりするか――。彼とあなたのタイプやそのときのタイミング、落ち込んでいる内容にもよりますが、そのときどきで柔軟かつ適切な対応をしたいものです。

弱っていた自分を支えてくれたとき

「職場の人間関係に思い悩んで、会社を辞めて無職だった時期があります。心は焦っていたんですが、当時支えてくれたのが彼女でした。

『今はゆっくり休んだ方がいい。無理しちゃダメ。人間走るときもあれば、冬眠するときもあるんだから』と言って、平日夜にごはんを作りに来てくれたり、休日は外の風に当たりに行こうと連れ出してくれたり……。そうするうちに心がだんだん回復して、また社会復帰できました。

弱い自分を見捨てずにケアしてくれていたとき、彼女とずっと一緒にいたいなと思いました」(29歳/IT)

人間誰しも強いところもあれば、弱いところもあります。脆いところがあるのはあたりまえ。それを見捨てず、見守ることができる女性に器の大きさを感じて、この先の長い人生、ずっと一緒にいたいと思う男性は少なくないでしょう。

大切な人から「ずっと一緒にいたい」と思ってもらえるのは、誰にとっても幸福なこと。相手を大事にしようと思う姿勢が言動に現れ、「彼女とずっと一緒にいたい」という気持ちにつながります。

思いやりと気遣いを持って、パートナーと向き合いたいものですね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。