日韓同時放送されたサバイバルオーディション番組『青春スター』('22年)を通じて結成された、カズタ、ヒョン、エディ、ドハ、ジュニョク、ソンユン、ロビン、ハンジュン、ロレンス、ヒウォンから成る10人組ボーイズグループ、n.SSign(エンサイン)。今年8月の韓国デビューに続き、11月29日には、シングル『NEW STAR』でいよいよ日本デビュー! 本誌『韓流ぴあ』2024年1月号(11月22日発売)では、メンバーの個性あふれるインタビューを5ページにわたって掲載(取材は9月)。WEB版では、本誌では語り切れなかったネタを先出しで大放出します。
頼れる兄貴、天然ボーイ……個性豊かなメンバーたち
――メンバー紹介をお願いします。
カズタ:エディは後から合流したメンバーです。
エディ:(日本語で)エディで~す。かっこいいラッパーです。
カズタ:こんなふうに言っていますが、僕は「かわいいラッパー」だと思っていて。めちゃくちゃ天然なんですよ。早くその素顔をファンの皆さんにもお見せしたいです。
ヒウォン:四次元エピソードはめちゃくちゃ多いよね。おとなしくしているなと思ったら、いきなり拍手し出したり「(日本語で)いただきます」と叫んだり、ロケットに変身したり。
ハンジュン:ドハ兄さんの名前を「ドゥ・ハ」に変えちゃったり。
ジュニョク:自分がおもしろいことに気付いていないところが、また笑えます。
ドハ:エディに負けず劣らず面白いのが、ズタ(カズタ)兄さんです。MBTI(性格診断テスト)は、I(内向的)なのに、突然E(活動的)になることがあります。
カズタ:確かに。たまに、ちょっとリミット外れてお笑い芸人みたいなことをしちゃう時はありますね。
ドハ:普段は面倒見が良くて、仕事の時には僕たちをしっかりとまとめてくれる頼りがいのあるリーダーなんですけどね。
カズタ:その紹介、気に入った!(笑)
ロレンス:優しい!
エディ:ダンスがかっこよくてセクシー。
ジュニョク:オーラがある!
ハンジュン:(日本語で)温かいです。
カズタ:ええ。マジでうれしい。ホントに思っているのかは疑問ですけど(笑)。僕は、ぐいぐい引っ張っていくリーダーよりも、メンバーと一緒に肩を組んで歩くようなリーダーを目指しているんです。対等でいたいというか。
ソンユン:だから呼ぶ時には「兄さん」と付けますが、あとはメンバーたちもほとんどタメ語を使って同い年の友達のように過ごしています。
ドハ:(手を挙げて)ズタ兄さんは、毎朝デリバリーでハンバーガーを頼みます!
ハンジュン:突然なに、そのTMI(笑)。
エディ:ハンジュンは、僕たちのパフォーマンスのディレクション係です。ダンスの個人レッスンもしてくれて、どうしたらかっこよく踊れるのか教えてくれます。怖くはないけど、教えてもらう時には「ちゃんと言うことを聞かなきゃいけないな」と思わせる何かがあります。
ハンジュン:あはは。少し優しく教えるようにしなきゃいけないですね。
ソンユン:言い方はそっけないけど、裏ではメンバーの面倒をよく見てくれるし、褒めるのもうまいし、ナイスガイですよ。
ハンジュン:(日本語で)ありがとうございます。ヒウォンは、オーディションのころから一番成長したメンバーだと思います。学ぼうとする姿勢、吸収しようとする気持ちが強いので、成長し続けられるんじゃないかな。そして、僕たちn.SSignのメインMCです。順序だてて話すのが上手なので、話があっちこっち散らばってしまった時には、ヒウォンに助けを求めます。「n.SSignの百科事典」という異名もあります。
ロビン:いつも本を持ち歩いて、暇さえあれば読んでいるもんね。
ロレンス:“ヒウォンちゃん”は物知りで、僕が何を尋ねても答えてくれるんです。国とか都市の名前とかもよく知っていて。
ヒウォン:昔から好奇心旺盛で、知りたいことがたくさんあるんですよね。知識は多いけど、生きていく上ではあんまり必要なさそうなことばかりです(笑)。
ジュニョク:地球の誕生とか、水の成分とかね。
ロレンスが"推し変"した相手は?
ヒウォン:ソンユン兄さんはn.SSignのオールラウンダー。ダンス、歌、ラップ、できないものは何もない! "THE 釜山男子"だけど、実はものすごくかわいいです。年下メンバーの面倒をよく見てくれるし、年上メンバーには気を使うし。中間管理職的な立場で大変だと思いますが、ズタ兄さんのことをしっかり支えてくれているのでありがたいです。
ヒウォン:意外と愛きょうもあるんですよ。手をつないできたりもするし。(と言って、ニヤニヤ)
ソンユン:(聞いていないフリをして)ロレンスは、n.SSignの平均身長を高くしてくれるとてもありがたい存在のメンバーです。「キラキラのロレンスです」という自己紹介通り、まぶしいくらいキラキラ輝いていています。僕が素晴らしいと思うのは、知らないことを知らないと言えて、分からないことは聞くことができるところです。それって、大事だけどなかなかできることではないですよね。
カズタ:ロレンスは、僕にチュ―をしようとしてくるんですよ!
ハンジュン:そういうズタ兄さんだって、僕にしようとしてくるじゃん。
カズタ:そうそう。ハンジュンによくチューを拒否されるんですけど、ロレンスにされてみて、そうしたくなる気持ちが分かってきました。
ロレンス:最近はズタ兄さんにはしていないよ。最近の僕の"PICK"(推し)はロビンに変わったからね。
ロビン:いや、頼んでないですけど。
ロレンス:何でよ! 僕の推しメンであるロビンは、普段はぼーっとしているけど、礼儀正しくて、仕事をする時は誰よりも一生懸命取り組む最高のメンバーです。
ハンジュン:ロビンは、自分だけの時間軸があります。
ロレンス:そうそう。この前ハンジュンと僕が話していたら、後ろでロビンが何か言っているんです。てっきり誰かと通話でもしているのかと思っていたら、独り言でした。5分くらい一人で話していたよね。
(ロビン、苦笑い)
ハンジュン:僕が思うに、チームの中で一番親切なのがロビンです。何だかんだ言って、頼みごとは全部やってくれるところが好きです。
ジュニョク:思いやりが体にしみついているよね。
エディ:ジェントルマンという言葉はロビンのためにある。同性の僕に対しても、ドアを開けて「先に行っていいよ」って言ってくれたり。
ドハ:だからレンスがロビンのことを好きなんだね。
ロレンス:はい!