【中国時代劇】チャン・ツィイー初の連続ドラマ出演！『上陽賦～運命の王妃～』の見どころ徹底解説【豪華絢爛】

『上陽賦～運命の王妃～』ⓒ 2021 China International Television Corporation

国際派映画俳優チャン・ツィイー初の連続ドラマ出演作として大きな話題となった『上陽賦～運命の王妃～』が、全国無料放送のBS12 トゥエルビで放送開始した。

製作期間4年、制作費170 億円というスケールの大きさと、架空の時代を舞台にした歴史大作として見応え十分な本作の見どころを探っていく。

国際派映画俳優チャン・ツィイー初の主演連続ドラマとして巨費を投じて製作された『上陽賦～運命の王妃～』は、架空の中国古代王朝を舞台にした壮大な歴史スペクタクル。陰謀に巻き込まれ波乱の人生を送るヒロインを中心に、人々の愛と欲望が交錯する重厚な人間ドラマにもなっている。

皇族の血を引き上陽郡主の名を授かった王儇（おうけん）は、第3皇子・馬子澹（ばしたん）との婚姻を望むが、父の王藺（おうりん）は彼女を寒門出身の将軍・蕭綦（しょうき）に嫁がせようと画策。王儇は強く反発するが、そこに皇帝毒殺未遂事件が起きる……。

王朝内の権力争いは熾烈を極める

凄まじい王朝の権力争いはドラマの大きな見どころ。

西北の忽蘭（クラン）との戦いにも勝利し、政権基盤は盤石に見えた王朝・大成だが、突然皇帝・馬曜（ばよう）の毒殺未遂事件が発生し、皇位継承にからむ陰謀が動き出す。

左：蕭綦（ジョウ・イーウェイ）／右：王儇（チャン・ツィイー） ⓒ 2021 China International Television Corporation

一方、第3皇子・馬子澹との婚姻を願う王儇に、父・王藺は寒門出身の将軍・蕭綦との政略結婚を画策する。

この婚姻問題により権力争いはより複雑化し、王儇も命を狙われる事態に。さらに、皇帝の弟や忽蘭の王子・賀蘭箴（がらんしん）らが介入し、王朝を揺るがす騒動に発展する。陰謀や裏切りで何度も苦境に陥る王儇は、次第に蕭綦と心を通わせ、二人で危機に立ち向かうが……。

すべての黒幕が明らかになる衝撃的な終盤まで、本当に息がつけない。