国際派俳優チャン・ツィイーの圧倒的な演技力と存在感
チャン・ツィイー ⓒ 2021 China International Television Corporation
ヒロインを演じるチャン・ツィイーは、中央戯劇学院在学中にチャン・イーモウ監督の『初恋のきた道』で愛にひたむきな女性を生き生きと演じ脚光を浴びると、その後は『グリーン・デスティニー』や『HERO 英雄』『LOVERS』『SAYURI』など数々の世界的ヒット作に出演、中国を代表する国際派女優、アジアンビューティーとして、広く世界で人気を得ている。
近年では『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』にも出演した。
チャン・ツィイー ⓒ 2021 China International Television Corporation
そのチャン・ツィイーが初めて連続ドラマに主演し、大きな話題になったのが本作。架空の古代中国を舞台に繰り広げられる激しい権⼒争いの中で、士族の娘・王儇が一介の兵士から身を起こし王に封じられた蕭綦と生死を共にし、国と民を救うため奮闘する物語で、チャン・ツィイーは天真爛漫で美しい少女が、過酷な運命にさらされながらりりしい王妃に成長していく変化を演じ、さまざまな表情を見せてくれる。
看板演技とも言える屈託のない笑顔で皇帝に甘える様子から、決然と人々を導く王妃の真っすぐで強いまなざし、さらには全国青年ダンス・コンテストで優勝したこともある踊りの腕前まで惜しみなく披露しており、これほど全方位的に彼女の魅力を楽しめるのは長編ドラマならでは。
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