GOT7 左からベンベン、ジュニア、ジャクソン、ヨンジェ、マーク、ユギョム、JB

アイドルファンの楽しみのひとつに、“成長を見守る”というのがある。今回のライブはまさに、GOT7(ガットセブン)の成長を大きく感じさせるものだった。

韓国発の7人組ボーイズグループ、GOT7が2月28日、千葉・幕張メッセ イベントホールで全国ツアー「GOT7 Japan Tour 2016“モリ↑ガッテヨ”」のファイナルを迎えた。

コンセプトやギミックで本質をぼやかすグループもあるが、GOT7は、堂々とパフォーマンスで勝負していた。K-POPらしいフォーメーションダンス、そしてGOT7の武器ともいえる“マーシャルアーツ・トリッキング”はもちろんだが、ライブのオープニングから荒馬のような『Yo モリアガッテ Yo』を乗りこなす7人からは、大きな期待感が放たれていた。

『Yo モリアガッテ Yo』は、日本1stアルバム『モリ↑ガッテヨ』のリード曲で、2PMのウヨンがプロデュースしたリズムとスワッグを重視したアイドルらしからぬ独特な曲。何よりこの曲から始まり、ノンストップで怒涛のダンスが続くパフォーマンス難易度の高い『LOVE TRAIN』までの勢いでガッチリ掴まれた。「今日は、スゴいライブが見られそうだ」、そんな予感しかしなかった。

ライブではツアー中にリリースされた日本1stアルバム『モリ↑ガッテヨ』の曲を中心に、韓国活動曲の日本語Ver.や、日本オリジナル曲を織り交ぜ、アンコール含め全22曲を披露。『A -Japanese ver.-』や『Just right -Japanese ver.-』といった少年らしいキュートな曲を歌ったかと思えば、『Girls Girls Girls -Japanese ver.-』や『If You Do』などドキリとさせる大人びた曲を歌う。

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