図書館で同じ本を取ろうとして手が触れ合って、旅先の空港ですれ違って一目惚れして……など、テレビドラマや映画、漫画などの「作品」で描かれる出会いエピソードは、「そんなの現実にはあり得ない!」とツッコミたくなるものが多いかもしれません。でも、ちょっとうらやましい気持ちも!?

ただ、そこまでではなくても、ドラマチックな出会いを経て交際・結婚などをしている人はちらほら存在します。

今回は、驚きの出会いエピソードを20〜30代男女に聞いてみました。

行きつけの喫茶店で

「以前住んでいた地域に週2回くらい通っている喫茶店があり、そこで夫と出会いました。

夫はそこに引っ越して間もない頃だったそうで、地元を探索していてたまたま喫茶店に立ち寄ったそう。その喫茶店はマスターが気さくな人で、お客さん同士をつなげるのが好きだったんですよね。なので、私たちも自然と会話をするようになって、趣味が合うからか距離が縮まって付き合うようになりました。

出会った当時から好印象を持っていたので、一緒になるかも……という予感はなんとなくありました」(33歳/女性)

なじみのお客さん同士がママを通して親しく話すようになる、「スナック」っぽさを感じさせる喫茶店。地元住民・その喫茶店のファンという共通項があることから、仲良くなりやすい土台があるといえます。

なんとも爽やかな出会いで素敵ですね。

SNSでの再会で

「高校時代に片思いだった女性が、Facebookで友達リクエストをくれたんです。さすがに当時から10年以上経っているので、何の気なしに『久しぶりー』とメッセージしてみたら、彼女から誘いがあってランチをすることに。

再会自体も10年以上ぶりで、本当に久々でしたが、彼女がすごく魅力的な人になっていて、何度か会ううちに僕から付き合ってほしいと伝えました。Facebookがないとあり得なかった再会ですね」(31歳/男性)

イマドキっぽい出会い方です。ふたりとも「あ、懐かしい同級生が出てきた」「懐かしいからリクエストを承認しておくか」といったくらいの、かろやかな感覚でFacebookを使っていたと思われます。

ただ、どちらかが食事の誘いをするなど、アクションを起こさない限り、こういった出会いは進展していきません。もし、こういった再会があれば動くことが大事です。