お迎え時、遊び回っている子どもを放置してママ同士の会話に夢中
お迎えの時に知り合いのママに合うと、ママ同士の会話で盛り上がることはよくあります。子どもを引き取らずに保育園の前で立ち話をするのはいけませんが、引き取った後だから良いでしょと言わんばかりに、遊び回る子どもを放置して話に夢中になってしまうママは少なくありません。
目を離している隙に子どもが園内で怪我をしたという経験を持つママは「子どもを引き渡した後は親の責任です。子どもから目を離さないでください。」と言って怒られたと言います。
ママ友との会話も大切ですが、子どもから目を離してまで話に夢中になってはいけません。
熱があるのに体温も測らず登園させる
園にもよりますが、毎朝検温をして園ノートに書いてから子どもを預けるのが決まりとなっている園もあります。熱があるとは気づかず、検温もせずに預けたことにより、先生から怒られたというママがいました。
子どもは熱があっても元気でいることが多く、見た目から判断ができないことは多いですが、きちんと朝検温をしていれば、子どもの発熱に気づけたはずです。子どもの体調管理においてはズボラであってはなりません。
トイレトレーニングは園任せ
2、3歳くらいの子どもはトイレトレーニング真っ最中です。トイレトレーニングは大変で面倒くさいことから、それを園に任せてしまおうと思うママは多いですが、家ではオムツ、園ではパンツという状態ではなかなか前に進みません。家庭の協力があってこそ進められるものです。
「家ではオムツだよ」という子どもの発言で園には分かってしまうことが多いようですが、なかなか進まない原因が自宅にあると聞いた先生が「自宅でもトレーニングしてください」と思わず言いたくなる気持ちは分かりますね。
出来ないことを園のせいにする
他の子は出来ているのに、自分の子だけ出来ていないことを園のせいにして、園長先生から怒られたというママがいました。
我が子があまりにも出来ないと、園できちんと教えられていないのではないか、と思ってしまいがちですが、できるできないは個人差です。
園で教えられたことが出来ない場合は、園にせいにしたり押し付けたりするのではなく、家庭でサポートをしてあげるようにしましょう。
もう1歳半なのに離乳食が終わっていない
離乳食は始める時期や進み具合に個人差が出やすいものですが、いくら遅くても1歳半には終わらせていたいもの。
0歳児クラスなら、離乳食の進み具合は様々ですから個別に対応しますが、1歳児クラスで「みんなと同じものが食べられず1人だけ0歳児と同じ離乳食は可愛そう」と、離乳食の進め方を園から指摘されたというママがいました。
離乳食はアレルギーとの関連性もあり、慎重に進めるママも多いですが、保育園の集団生活に支障が出る場合もありますから、進め方については両方を視野に進めたいですね。
このように、保育園の先生から怒られたり、指摘を受けたりするママは実際に存在することが分かりますが、怒られる内容については「えっ!そんなことで!?」と思えるものから、「それはダメでしょ」と思えるものまで様々です。
人により持っている価値観の違いや常識の違い、考え方の違いが保育園での対応にも出てしまいがちですが、どんな親も保育士の立場になって考えることが出来たら、様々なトラブルは回避できるのではないでしょうか。
親たちと先生達みんなが気持ち良い関係でいられ、子どもたちみんなが楽しくのびのびと成長できる保育園にしたいですね。