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また、「団体行動をしないとスネる」「後輩アイドルには先輩らしく振舞う」「メンバーが入院すると必ずお見舞いに来てくれて感動した」などの内容が語られた。
しかし、付き合いが長い特別な関係だけに、ダンサーたちも敢えて言うことがないような様子だった。
「これだけはやめてほしいことはないですか?」というMCの問いには、「今となっては、彼に願うようなことはない。今と同じように、このままで、これからも何も望むようなことはないですね。そういう時期は乗り越えてきたので」と回答。
これには、RAINも深く頷き、「彼らは100点満点の120点。何よりも僕のために動いてくれる人たち。支えになってくれて、ステージ上でもいろんなアイディアを出してくれるんです。鳥に例えたら、僕が身体で、彼らが翼の役割をしてくれると思います」と語った。
また、多くのスタッフに対しても「いつも僕のため動いてくれるので、特に望むことがないんです。みんなが僕に合わせてくれる。一緒に楽しんで仕事をしてくれるので、僕も楽しく良い作品が作れるんだと思います」とスタッフとの絆の深さにも言及した。この関係はまさに、RAINとファンの関係のようなものだと感じられる場面でもあった。
K-POPがブームになる以前からソロ歌手として活動し、歌手が演技をすることに疑問を抱かれた時代に、先駆者としてドラマに挑戦したRAIN。そんな彼を当初から応援してきたファンも、彼と同じように時間を重ねて今日に至っているといえるだろう。
デビューから間もなく12年という期間を共に過ごしてきたファンも、彼にとっては「言わなくても解かってくれる相手」になっているようだ。その様子は、さらに後半で明確になる。