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2部のライブ・コーナー冒頭は、スクリーンにRAIN直筆のファンへの感謝の気持ちを記した手紙が映し出され、赤いジャケットを着たRAINが再登場。ファンは総立ちになり、会場は“チョン・ジフン”コールに包まれ、『It's Raining』『太陽を避ける方法』でライブさながらの盛り上がりをみせた。
やはり、歌って踊るとリラックスするのか、MCも軽快になるRAIN。「アルバムを出しました。韓国まで応援に来てくれた人もいますよね? マジですか? ありがとうございます。皆さんのおかげで好評でうれしいです!」と感謝を述べたところで、ファンいじりに。「日本は来るたびにいつも感じますが、食べ物が美味しいです。(と言って会場を見回して……)んー、だから皆さんはこんなふうにちょっとお肉が……ね。だから僕と似てるってことですね(笑)」とイジワルな発言。
続けて、「今日は若い人も来てくれましたね? 20代の人? 30代の人?……はい、ここまでにしておきますかね(笑)」と茶目っ気たっぷりにファンとコミュニケーションをはかり、会場を笑いに包んだ。ちなみに、この日は80代のファンの方も来場しているということがわかり、驚きと温かい温かい拍手が沸き起こった。
MCを終えてジャケットを脱ぐと、アルバムからバラード『Dear mama don't cry』、ポップなR&Bナンバー『Marilyn Monroe』をしっかりと聴かせる。その歌声の深さは、やはり30代ならではのモノ。またここで、ファンとのコミュニケーションへ。
「あと2曲」と告げて起こった「えー!」というブーイングに対してRAINが「帰らなかったら、家でなんか言われない? 追い出されちゃうなじゃない? お家に旦那さんいないの? 旦那さん必要ないんですか?」と言い出し、ファンは大爆笑。
客席に歓声を求めては、「なんでこんな声が小さくなっちゃったの?」と不満を漏らし、「あー! わかった、僕がおじさんだから、みんなもそうだもん。疲れたでしょ?」とニコニコしながら悪びれなくファンをいじって沸かせていた。こんな関係も、ゆるがない絆があるからこそのことだろう。