ソ・ジソブ ドラマ『ファントム』より ©SBS
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韓国のみならず、アジア全域で絶大な人気を誇っている韓流スターのソ・ジソブ。現在は、6月28日の台湾を皮切りに、大規模なアジアファンミーティングツアーを行っており、日本でも7月18日に神戸、7月21日に横浜でイベントが開催された。このイベントに参加された方も多いのでは?
彼の魅力は、なんといってもその佇まい。すらりとした長身に鍛え上げられた体、そして、ドラマや映画で見せる憂いを秘めた眼差しは、ひとたび虜になれば逃れられない魅力を持っている。
彼が大きく注目されたのは、男女の愛憎を描いたドラマ『バリでの出来事』(04年)から。金持ち階級を憎み、その憎しみから自らを破滅させてしまう主人公のイヌクを演じ、悲劇的な運命が多くの女性を惹きつけた。そして、次に主演した『ごめん、愛してる』(04年)で、その人気は決定的なものになった。自分を捨てた母への復讐を企みながらも、愛する人への想いに心揺れる孤独な青年ムヒョクを演じ、その絶望と悲しみを見事に表現。眼で心の痛みを語る寡黙な演技は、観る者を虜にし、熱狂的なドラマ廃人を生み出したのだった。
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