ソ・ジソブ ドラマ『ファントム』より  ©SBS
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その後、彼は活躍の場を広げていく。日本映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(08年)では敵の妖怪役で出演(これがまたカッコいい!)、中国=韓国合作映画『ソフィーの復讐』(09年)では、中国のトップ女優チャン・ツィイーと共演するなど、俳優としての魅力をアジア圏に拡大している。

ドラマや映画で見るソ・ジソブは、孤独な男がよく似合う。愛する人への想いに悩んだり、窮地に追い込まれて苦悩する姿は絶品! 作品の中で痛めつけられるほどに、何故かファンの心は萌えてしまうのだ。

だが、実際のソ・ジソブは、意外にも(?)陽気なお兄さん。初来日の頃は人見知りな印象があったが、今や日本のメディアにもすっかり馴染んだようで、記者会見や取材の席でもよくしゃべり、冗談を飛ばして記者を笑わせたりしている。俳優としての確かな成功に裏打ちされた自信にあふれる姿が、なんとも頼もしい。

演技に関しても、役柄の幅は広がってきている。昨年大ヒットしたドラマ『主君の太陽』(13年)では、なんと本格的なラブコメディーに挑戦。毒舌でケチなショッピングモールのオーナーに扮し、コミカルな演技で視聴者を楽しませた。

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