おいしい野菜料理を作るために野菜を育てている

【南インド料理 葉菜hana】 店からクルマで10分ほどの場所にある畑

話は前後するが、葉菜開業前、南インドを1週間食べ歩いた。南インドは野菜料理がおいしいと痛感したことから「野菜を使った料理を出そう」と誓った。

創業当初、隣の佐倉や成田の農家の野菜を使っていたが、すぐに自分で野菜を作りはじめた。店からクルマで10分ほどの場所にある畑で、農薬も堆肥も使わずに野菜を育てている。

【南インド料理 葉菜hana】 葉菜の畑でとれた野菜(一部)。農薬も肥料も使わず四季折々の野菜を育てている

「100%自給は無理ですが、できる限り自分で野菜を作りたいと思っています。自分の野菜で南インド料理を表現したいです」

【南インド料理 葉菜hana】 葉菜スタッフの安里麻紀さん

キーマのようなノンベジの用意もあるが、副菜も含め野菜のカレーが滋味深く、しみじみうまい。

ノンベジか、ベジタブルを選ぶよりも両方味わえるスペシャルがおすすめ。

「今後さらにアンディさんの料理に近づきたいと思っています。南インド料理のレジェンド、アンディさんを紹介する本を出したいです」

【南インド料理 葉菜hana】 京成線と東葉高速鉄道の勝田台駅から徒歩5分にある

【南インド料理 葉菜hana】店舗情報

住所/千葉県八千代市勝田台1-13-32

電話/047-482-8974

営業/11:30~15:00 (LO14:00)、18:00~21:00(LO21:00)

定休日/水曜日と第2・4火曜日

東京五輪開催前の3歳の時、亀戸天神の側にあった田久保精肉店のコロッケと出会い、食に目覚める。以来コロッケの買い食いに明け暮れる人生を謳歌。主な著書に『平翠軒のうまいもの帳』、『自家菜園のあるレストラン』、『一流シェフの味を10分で作る! 男の料理』などの他、『笠原将弘のおやつまみ』の企画・構成を担当。