言えないけど実は困る、こんなアプローチ

1. 毎日の「おはよう」メッセージ

「会社の後輩で俺に気があるのかなって女性がいるのですが、仲良くなりたいと思ってLINEのIDを交換したら次の日から毎朝『おはようございます!』とメッセージが届くように。

最初はうれしかったけれど、土日まで送られてくるとさすがにプレッシャーで、既読をつけるのもためらいます。

無視するのも申し訳ないからスタンプを返しますが、毎日だと手間になるのでたまにでいいかなと思います……」(男性/26歳/接客業)

送る側にとっては軽い挨拶のつもりでも、毎日になると相手をすることに億劫さを感じる男性もいます。

「既読がつくタイミングとか把握されそう」と話す男性もいて、返信には気を使うのですね。

返信がたとえスタンプひとつだとしても、それを「手間」に感じると女性への好意は持てません。

男性からの返事が遅いなと感じるときは、メッセージが負担になっている可能性を考えましょう。

2.「何でも話してね」はハードルが上がる

「女性が好きな男に対して『私には何でも話してね』って言うのはよく聞きますが、親身になりすぎると逆に言い出しづらくなります。甘えるのは苦手なので。

それよりも、大変なときにふと思い出して連絡できるくらいの距離感が僕はいいですね。

男同士でもあまり相談などはしないので、女性になると『男らしくないかも』とか考えてしまって、余計に話せなくなるかも」(男性/30歳/営業)

何かあったときは寄り添いたい、そんな気持ちで「何でも話してね」と伝える女性は多いかもしれませんが、受け止めてもらえることに喜びを感じるのと、実際に話せるかどうかはまた別、と考える男性もいます。

女性に頼ったり甘えたりするのが苦手なのは、男らしさにこだわるから。

弱い自分を安易に見せて励まされるより、何気なくこぼした愚痴に付き合ってくれるような気軽さのほうが、男性は安心感を覚えます。

無理に話させようとするのも悪手で、待ち構えるよりも自然に受け止められるような距離感を目指したいですね。