2.相手によって態度があからさまに変わらないかどうか
誰しも多少は相手によって態度は変わるものですが、あからさまに態度が悪くなるのは考えものです。特に、以下の2点は注意したいポイントです。
●年下や後輩、あるいは店員さんなど“立場が弱い人”に対しての態度が高圧的。
●“母親”に対して態度がキツい。
自分の方が立場が上だと認識した相手に対して態度がやたら大きくなる人は、結婚後に妻に対しても同じような態度で接してくる可能性がとても高いです。
また、自分の母親に対して横柄な場合も、男尊女卑の思想が強く、結婚後に豹変しモラハラ化する可能性が高いです。
実家(母親)に対する依存度が高く、精神的な自立ができていない証拠とも言えます。
3.「○○すべき」「○○は常識」など固定観念が強く(多く)ないかどうか
「○○すべき」「〇〇してはいけない」「○○するのは常識」という固定観念が強くないか?多くないか?も、注意すべきポイントです。
●女性は家庭内と子どもの世話を何より優先すべき。
●一度決まった予定は変えてはいけない。
●人に何かをしてもらったら「ありがとう」と言うのが常識。
●結婚後の夫婦の役割分担は、平等であるべき。
このように固定観念が強く、多い人は、身近な存在に対してこれらを押し付けようとする傾向があります。将来、モラハラ夫化する可能性大です。
ただ、上記の1.2.と違って、こちらはまだ対応策があります。
対応策としては、「それって誰が決めたの?」「どうしてそう思うの?」「それって、できなければどうなるの?」などと質問をし、彼の固定観念に“穴”を開けていくこと。
彼の考えを聞く中で賛成できないことや違和感があることに関しては、「私の考えは少し違うなあ」と正直に伝えることも大切です。
というのも、こうした固定観念は、厳しい家庭環境で親から植え付けられてきたケースが多く、根拠なく信じていることが多いのです。質問や意見を言って対話を重ねることで、「自分の思い込みだったかもしれないな…」と気づき、変わっていくこともあるかもしれません。