起こってしまった場合のおすすめ対処法は?
でも、子どもの機嫌がいつもいいとは限りませんから、起こってしまうこともありますね。
その時はすぐに、子どもを連れて外に出ましょう。
地べた泣きしてしまった時も、抱えて外へ出ます。
そして、周りの迷惑にならないところで、しばらく子どもを抱いたり、手を握ったりして落
ち着かせます。
まずは落ち着くのを待つ
子どもがゴネている時は、怒鳴ったり叱ったりしても何の効果もありません。怒鳴る方も「骨折り損のくたびれ儲け」ですから、とりあえず黙って見ているだけ。その間に、イラついたお母さんの気持ちも静めましょう。
子どもが泣き止んで落ち着いてきたら、会話を始めます。
子どもの気持ちに共感してあげる
そして、いきなり「今日は買わない!」と言うのではなく、「どうしてあのおもちゃが欲しいの?」と聞いてあげることです。
子どもにも、あのおもちゃが欲しかった理由があるかもしれません。
たとえば、「だって、○○君が持っていて貸してくれないんだもん」といういような理由があるかもしれません。どんな理由であっても、「欲しい!」という気持ちに変わりありませんから、「そうか、それで欲しかったんだね」と子どもの気持ちの共感してあげましょう。
状況を説明する
そして、そのあと、「でもね、今日は買えないよ」と続けるのです。買えない理由はいろいろあるでしょう。
高いものなら「今日はお母さんお金持ってきてないから買えないよ」とか、「お菓子は昨日買ったのがまだおうちにあるからね」とか「今日はもう買うものを決めてきているからね」などと理由を話します。
ほしいものが買える方法を一緒に考える
子どもが、どうしてもその高価なおもちゃを欲しいと言うなら、たとえば、「欲しいお菓子をちょっとだけ我慢して今日から二人で貯金しよう」とか、お誕生日などのお祝いのプレゼントに約束してもいいでしょう。
安いお菓子なら、「今あるお菓子がなくなったら買おうね」とか「次の買い物のリストに入れよう」などと言って、絶対買わないわけではないと安心させます。
まとめ
こどもがうるさく泣いている時に、親も心を静めて時間をかけて対応するのは、なかなか難しいかもしれません。でも、子どもの脳はまだ未熟なので、自分の欲望を伝えるのにゴネるという方法しか思い浮かばないのです。
一番ダメなのは、子どもがゴネた時に、負けて買ってしまうことです。そうすると、その後子どもはずっとゴネるという手を使います。
時には親子での我慢比べになってしまうかもしれませんが、大切なのは、ゴネるという方法が有効ではないと教えることなのです。