――分からな過ぎて“楽しみ”?

はい。ここ1年、“宮澤佐江”という人間を初めて知ったという方もいらっしゃると思うんです。例えば、上海の劇場公演に立てたとき、日テレさんで放送していただいた密着取材を見て下さったり、『クザリアーナの翼』の舞台を通して私を知って下さったり。

私を新しく知って下さった方がいらっしゃる一方で、日本で活動していなくて、ファンの方を増やす行動をしてこれなかったので、今年は去年以上に、結果がどうなるのか分からなさ過ぎて。だから今の心境とえいば、緊張より、逆に楽しみの方が大きいんです。

それ以外にも今年は、去年よりも超選抜が3人減っているんです。3人いないというのは、結果に大きな影響を与えることだと思うんです。

3人減ったことによって、選抜に残れる可能性ができるかもしれない。でも、ものスゴく順位が下がるかもしれない。それに、下から追い上げてくる後輩のファンの方たちは“この子は絶対に選抜にいれなきゃ”って思われてると思うんです。

こう考えると、自分が何位になるのかっていうのは、ますます読めなくって。読めないから心の準備もできなくて、今のところ緊張もしてないんです。

――開票日までまだ時間がありますから、直前になったら、心境も変わるかもしれませんね(※注:このインタビューは4月中旬に行いました)。

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