全国に展開するビジネスホテル「ワシントンホテル」と、ワンランク上の「ホテルグレイスリー」(総称WHGホテルズ)の15ホテルでは、「WHGホテルズの朝食で一日をスパイスアップ(=活気づける)してもらいたい」という想いから、シーズナルの朝食フェア「Spice Up Your Morning」をスタートしています。
第1弾の“朝カレー”に続く第2弾として今夏、世界から注目を集める“フランス”をテーマにした朝食フェア「旅するプティ・デジュネ」が2024年7月1日(月)から9月8日(日)まで開催されます。
プティ・デジュネとは、フランス語で朝食のこと。WHGホテルズの拠点と共通点を持つフランス8地域の郷土・名物料理が約30メニュー用意され、各ホテルの朝食ビュッフェで2~5メニューずつ提供されます。
全国の「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」の朝食ビュッフェで味わえる!フランスの郷土料理6選
全国のWHGホテルズがあるエリアと、フランスの8地域には実はさまざまな共通点があるのだとか。アルザス地方と札幌、ブルゴーニュ地方と京都…など、気候や食生活、文化や観光などの特徴が似ている土地の郷土・名物料理を各ホテルで朝食ビュッフェのメニューとして提供しています。
全国15ホテルの朝食ビュッフェで2~5メニューほどを提供し、全体で約30メニューを展開。15ホテル共通で登場するシンボルメニュー「クロワッサンペルデュ」をはじめとした本フェアのメニューを、ライターの実食レポートにて一部ご紹介します。
1:フェアのシンボルメニュー「クロワッサンペルデュ」
全国の各ホテル共通で提供される本フェアのシンボルメニューが、クロワッサンを使ったフレンチトースト「クロワッサンペルデュ」です。
フランスでは定番のエシカルな朝食メニュー「パンペルデュ(フランス語で“失われた・かたくダメになったパン”の意味)」をアレンジして考案された一品。クロワッサンを卵と牛乳、生クリームのミックス液に浸し、型に入れて焼き上げています。
ほどよい甘さで、外はカリッと&中はしっとりとした食感が楽しめます。手のひらにおさまるくらいのコロンとしたサイズ感で、つい何個も食べたくなってしまいますよ。
2:アルザス地方の伝統料理「フランクフルトとシュークルート」
ドイツとの国境に位置するアルザス地方は、シーフードや野菜を使った料理が豊富。食材豊かな札幌との共通項が多い土地です。
ということで「ホテルグレイスリー札幌」にて提供されるのが、アルザス地方の伝統的な料理「フランクフルトとシュークルート」です。香ばしく焼かれたフランクフルトソーセージと、酸味の効いたキャベツであるシュークルートを組み合わせた一皿。
肉汁はじけるソーセージと、さっぱりとしたシュークルートの相性が抜群なので、たくさん食べても朝から重たくなりすぎないのもうれしいですね。
3:豆と野菜の煮込み料理「カスレ」
多文化的で国際的な都市である東京、そして埼玉。そんな2都市に似ているとされるフランスの土地は、多くの観光客が訪れ、国際的なイベントが頻繁に開催されているイル=ド=フランス地方です。
新宿ワシントンホテル、ホテルグレイスリー田町、ホテルグレイスリー浅草、秋葉原ワシントンホテルの4か所で提供されるのが、イル=ド=フランス地方の伝統的な煮込み料理「カスレ」。白インゲン豆をベースに、ソーセージ、豚肉、野菜などを加えてじっくり煮込んだ料理です。
香ばしいパン粉のトッピングがアクセント。お肉と野菜の旨みが感じられる深い味わいで、そのまま食べてもおいしいですが、パンやバゲットにのせても合いそうだと感じました。お肉も野菜もたっぷりとれるので、朝にいただいたら確かに活力が湧きそうです。