中国企業のブースでは、大陸で大人気の銃の美少女擬人化ゲーム『少女前線』が大人気でした。まだ日本ではリリースされていませんが、2018年6月29日より日本語版の事前登録がスタートすることで、『アズールレーン』に続く中国産ゲームが日本でもブームになるかもしれません。

中国のスマホゲーム『戦艦少女R』のブースも人気。ゲーム自体は2014年からリリースされていますが、約3年半経った今なお人気が非常に高いです。

ここからは、同人エリアの様子を紹介。約1,500ものサークルが参加しているほど中国でも人気の同人。人気のジャンルは日本と同じものが多いですが、一方で中国発の作品の二次創作も人気が高いです。

日本と中国を比較して大きく違う点は、頒布する商品は同人誌のような本タイプのものはそれほど多くなくて、ポスターやポストカード、ちょっとした小物などを扱うサークルが多いという点。また、頒布時には現金支払いよりも電子決済をするサークルが多いことです。

今回日本から参加されたサークルに話を聞いたところ、中国では偽札が横行している面もあって、現金支払い時に偽札を受け取ってしまうことが多いことが背景にあるのでは、とのこと。現金で支払いを行った場合、紙幣を光に当てて偽札かどうかをチェックするサークルが多く、日本とは大きく違うと感じました。

ちなみに電子決済の場合、weChatやAlipayといったアプリを利用するのですが、現地の銀行を使用する必要があり、日本人は基本銀行口座を作れない問題があるため、電子決済での支払いは難しいかもしれません。