世界三大珍味のひとつとして有名な高級食材「フォアグラ」。食べたことが無いという人も多いだろう。そんなフォアグラが1,000円以下で食べることができるといったら驚きだろう。

そんな中、牛一頭からわずかしかとれない希少部位の「ミスジ」、フレッシュアボカドなどを厳選した食材を使用したプレミアムメニューが好評を博している、外食チェーン大手すかいらーくグループのガストが、あこがれの食材フォアグラをふんだんに使った「フレンチフォアグラ&ハンバーグ バルサミコソース」の提供を、数量限定で9月12日よりはじめた。
 

ほんとにフォアグラを使ってるの? 担当者に直撃!

フォアグラを使ったプレミアムメニューとなれば、気になるのが価格設定だが、その価格はなんと799円(税抜)である。

ここでひとつ思うのが、安価が売りのガストが本当に高級食材のフォアグラを使ったハンバークを提供するのかという点である。その点、担当の堤雅夫マーケティング本部ディレクターは、「ガスト=安価が売りというのは事実、その点はバイヤーが必死の工夫をして、30トン以上を一気に仕入れる事によって、満足のいくフォアグラを買い付けることができた」と話してくれた。

 

実際フォアグラは、古くからフォアグラやトリュフの産地であるフランス南西部・ペリゴール地方の逸品を使用。その証明として、フランス政府推薦の元、EUが優良産地の農産物であることを保証しているIGP認定(Indicazione Geografica Protetta 地名表示プログラム)の厳格な審査を通過し、さらにその中でも80年以上フォアグラを生産している老舗ブランドから仕入れている。そして、この規格クラスのフォアグラは高級レストランで使用されているクラスと、堤氏は自信をもって言う。

実際フォアグラを試食したが、キャッチフレーズの「とろっと&ふわっと」のように、レバーの様な臭みもなく、人工的でもなく、極めて自然な風味が漂い、口の中で自然と溶ける逸品であった。