結婚前は楽しかったのに、結婚後に夫の態度が変わり、寂しさを感じる妻は少なくありません。「こんなはずじゃなかった」と思うこともあるでしょう。

結婚数年を経た妻たちの本音と、それに対する一般男性の意見について紹介します。

「付き合っていた頃の夫は、口数は少ないけれど私の話を『うん、うん』とうなずきながら聞いてくれていました。楽しい出来事や仕事のこと、友達のこと、些細な日常の話とか。やっぱり、話を聞いてもらえると心が満たされますよね。

独身の頃は私が次から次へと話していても穏やかに笑って聞いてくれたのに、結婚して3か月くらい経つと、話しかけても上の空で全然聞いてくれなくなりました。ただスマホかテレビを見ているばかり。

今になって気づいたんですが、無口な人というより、私に関心がなくて話題もないだけだったみたいです。外での夫はどんな感じかは分かりませんが……」(32歳・女性)

一般男性の意見

「交際中はいいところを見せたいので、一生懸命彼女の話を聞いてあげるでしょうね。そもそも女性の話は『今日ね~』とか、自分の知らない他人の悪口や、怒ったり悲しんだりの話ばかりで、あちこち話が脱線するんです。『何の話だろう?』と考えていると別の話になっている。それを全力で聞くのは疲れます。

実になる話や面白い話、ほっこりする話なら興味深いので聞きます。たぶん興味がないから聞いてないように見えるのでは。旦那さんにしてみれば、奥さんの話を聞いているよりもスマホやテレビの方がためになるんでしょうね。

男性は必要なことは話しますが、一日の出来事の報告や世間話は苦手です。会社であれこれ対人関係に気を遣っていると、その反動で黙ってしまうかもしれません。話そう話そうと一生懸命にならないで、少し放っておくのがいいと思います」(43歳・男性)

一度距離を置き、夫の方から話しかけてくるのを待つのも方法の一つです。

また、夫の興味のある話題を振ることで会話が弾むかもしれませんね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。