子ども役員会では子どもにスケッチブックを用意!

株式会社アドウェイズは、アフィリエイトサービスやスマートフォン向け広告配信サービスなどを手掛ける会社。そんなアドウェイズには、なんと子ども5名だけの役員で構成される子会社があるのです!

その名も株式会社アドウェイズベイビー。2014年11月5日の「イイコの日」に設立され、アドウェイズグループ社員の家族からリアルな声を聞く場として活用しており、同社の制度づくりに活かしているといいます。

今年の5月、アドウェイズグループに企業型確定拠出年金が導入され、運用が開始されたそうですが、その制度はまさにアドウェイズベイビーの会議である「第4回子ども役員会」で決議されたものなのだとか。

「子どもが役員?」「子どもが会議?」とびっくりすることが目白押しのアドウェイズベイビー。「第5回子ども役員会」が開催されたと聞きつけ、その実態をインタビューしてみました!

子どもが役員!? アドウェイズベイビー設立のきっかけは?

アドウェイズベイビーは、そもそもどのようなきっかけで設立されたのでしょうか?

アドウェイズの担当者さん(以下、アドウェイズ)「アドウェイズグループでは、社員や社員の家族に喜ばれる制度を作っていくため、定期的に社員や社員のご家族から意見をいただく機会を作ることが必要だと感じていました。

当社はスローガンに『なにこれ すげー こんなのはじめて』を掲げており、アドウェイズらしい方法で子どもと一緒にアドウェイズの未来を考えるやり方を模索した結果、子どもだけの会社を設立することにしました。

実際に登記もしており、1年に1度の役員会にて社員のご家族とお話しする機会を設けています」

会議はどんな風に進められているの?

「第5回子ども役員会」の様子

その「子ども役員会」は、具体的にはどのように進められているのでしょうか?

アドウェイズ「二部構成になっており、一部の『子ども役員会』では新しい制度について提案・決議を行い、二部の『ミライ会議』という懇親会では、社員や社員のご家族から困っていることや要望をお聞きし、制度作りに活かしています」

先日5月20日に実施された「第5回子ども役員会」では4名の子どもの役員が退任し、新たに4名の子どもが辞令を受けたそう。また会議では妊娠、産休~復職までの流れを分かりやすくまとめた冊子「パパママハンドブック」の作成についてや、アドウェイズベイビーのコーポレートサイトのリニューアルについて話し合われたそうです。

こうした会議に子どもを参加させるということは至難の業のように思えますがどうなのでしょうか?