『BLEACH』

©久保帯人/集英社

実写映画が公開された『BLEACH』の展示コーナーは、主人公の一護や護延十三隊の隊長たちがずらりと並ぶ迫力の空間に。

©久保帯人/集英社

本展覧会では、週替わりで展示内容が変わる「Weekly コーナー」が設置されており、7月17~22日は『BLEACH』作者である久保帯人先生の新作読み切り『BURN THE WITCH』の原画が展示されていますよ。

『NARUTO -ナルト-』 『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』

©岸本斉史 スコット/集英社

1999年に連載が始まり、21世紀当初から「ジャンプ」を駆け抜けた人気作品『NARUTOーナルトー』。

©岸本斉史 スコット/集英社

忍たちの活躍を描いた物語にふさわしく、忍法絵巻帖になったグラフィックと共にナルトやサスケの姿を追うことができます。そして、そのまま展示はナルトの息子の活躍を描いた『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』へ。忍たちの活躍は2000年代、まだまだ続いています。

©岸本斉史 スコット/集英社 ©岸本斉史・池本幹雄・小太刀右京/集英社

『僕のヒーローアカデミア』

©堀越耕平/集英社

ヒーロの資質を持った少年少女たちの奮闘を描いた「ジャンプ」の次世代人気作品『僕のヒーローアカデミア』。 劇中で活躍するキャラクターたちをアメコミ風のトイボックスにパッケージングした演出で登場。

©堀越耕平/集英社

大きい姿になった主人公のデクやオールマイトらヒーローたちから、勢いとはじけるパワーが伝わってきます。デクたちを、ますます「頑張れ!」って感じに応援したくなる!

足立梨花&スピードワゴンが“ジャンプ愛”を語る

内覧の日にはスペシャルトークイベントも開催され、足立梨花さんとお笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬さんと井戸田潤さんが登壇しました。

コンビ名を『ジョジョの奇妙な冒険』からとったというスピードワゴンは、名前を勝手に使ったことを「この場を借りてお詫びします」と編集長に謝罪。「やばいかな…」と不安がるふたりでしたが、その場で編集長からOKが出て、晴れて公式になることができました!

 子供の頃から「ジャンプ」が大好きだったという小沢さんは、「あまり裕福でなく、毎週買えたわけじゃなかったので、ジャンプを借りて薄いわら半紙に写して描いていた」と少年時代を振り返り、また、当時の名残りで「手が覚えているから、ブロッケンJr.とか何も見ないで描ける」そうで、実際、イベント後半のクイズコーナーでは、その場で即興でイラストを描いてみせる場面もありました。

『キン肉マン』の超人・ブロッケンJr.の似顔絵を描いてみせた小沢一敬さん。他にアシュラマンの似顔絵も披露

お父さんが読んでいた影響でジャンプが好きになり、定期購読しているという足立梨花さんは、今回の展示では『ハイキュー!!』の原画に涙したそう。「ツッキー(月島)がバレーボールに目覚めた瞬間、これがすごいんですよ! 私、影山が好きなんですけれど、なぜか月島で泣いたっていうくらい、ハイキュー好きだったら、そのシーンは絶対泣けるんです」と熱弁をふるいました。

身振り手振りを交えて“ハイキュー!!愛”を語る足立梨花さん

また、「ジャンプ」のキャラクターで結婚したいのは?という質問に対し、井戸田さんが『キン肉マン』のナツコ、小沢さんが『ウイングマン』のアオイなど、歴代の綺麗どころを挙げる中、足立さんは好きだと明かした影山かと思いきや、「いろいろなこと考えると殺せんせー(『暗殺教室』)を旦那にしておくと最強だなと」と意外な相手を指名。

「愛せる?」と小沢さんからの質問にも「めちゃくちゃ強いし、かわいいですよ。表情も豊かで、何よりもマッハのスピードを持っているから、遅刻しそうになったとき絶対助けてくれる」と笑顔で殺せんせーの魅力を語りました。

「週刊少年ジャンプ展 VOL.3 ―2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)―」は、7月17日から9月30日まで森アーツセンター(六本木)にて開催。

大人から子供まで多くのファンの心を熱くしてきた「週刊少年ジャンプ」21世紀世代のヒーローたちの軌跡を、この夏、楽しんでみませんか? ルフィやナルト、殺せんせーに銀さん、デクらが六本木で待っていますよ!

「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.3―2000年代~、進化する最強雑誌の現在(いま)―」概要

会期:2018年7月17日(火)~9月30日(日)※会期中無休
開館時間:10:00~20:00
※8月11日(土・祝)から8月19日(日)は9:00~21:00
※最終入館は20分前

会場:森アーツセンターギャラリー
(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階)

フリーランス・ライター。雑誌、書籍、Webメディアで、幅広いジャンルの仕事をこなし、現在は、映画・マンガ・音楽などエンターテイメントを軸に活動中。「サイボーグ009」を始めとする石ノ森章太郎作品フリーク。