10年ぶりの「やったよ、ママ!」 会場で即興演技に挑戦

撮影:tama

CMは、本当に何も聞かされない状態で撮影現場に到着したというふたり。いきなりふたりでステージの上に立ち、スロットのボタンを押して出たシチュエーションのセリフをひたすらアドリブで演じていったのだとか。

「何も知らされていない状態で当日撮影現場に入ったので、とにかく僕は怖かったですね」と中川さん。一方、小関さんは「とにかく楽しかったです。初共演ですけど、撮影を通してだんだん仲良くなっていくのを感じました」と楽しさを感じていたようです。

撮影:tama

中川さんは、怖かった理由を「印象的だったのは、広いスタジオにステージとその周りに客席のセットが組まれていたんですけど、カメラが小さいもの含めて計17台もあって。でも客席にお客さんは誰ひとりいないんですよ。だから、何をやっても声が聞こえてこないという、そのシーンと静まり返っているのが怖かった」と振り返ると、小関さんも「反応が見えないのが怖いよね」と共感。

「笑いもないし、何のリアクションも返ってこないので、本当に開始30秒くらいで心が折れそうになった。だから終えた後に、小関くんと戦友のような絆が芽生えました」と中川さんが告白しました。

そんな中川さんを恐怖に包んだCMの再現を発表会でも実施! モニターにCM内のスロットが再現され、出たシチュエーションをアドリブで演じてもらう即興劇が行われました。

撮影:tama

スロットには、シチュエーションとセリフがバラバラに入っており、出た組み合わせで即興劇を行うのですが、「(シチュエーション)ひと目惚れしながら・(セリフ)踊りませんか?」や「(シチュエーション)ふたり一緒に・(セリフ)大好きだ!」など、臨機応変に演じてみせました。

撮影:tama
撮影:tama

「(シチュエーション)10年ぶりにしゃべった・(セリフ)やったよ、ママ!」では、「大志くんの“10年ぶり”、好きなんだよね」とハードルを上げる小関さん。中川さんの“10年ぶり”の感情のこもった演技を褒め称える場面も。

中川さんは、ちょうど10歳から仕事を始めたことを明かし、今年が「10周年なんだね」という話題に。「大人の人たちの囲まれて一緒にモノを作るのは刺激的でワクワクしていました」と当時を振り返りました。

撮影:tama

小関さんは、「(シチュエーション)アクションを決めて・(セリフ)こんなの初めて!」を演じ、最近体験した「初めて」エピソードを求められると、「乗馬を始めました。まだ全然下手なんですけど、気持ちいいです。自分に邪念があるとそれが馬に伝わってなかなか言うことを聞いてくれなかったりするので、自分を見つめるような感じがしています」と語りました。

また、「子役のときはエチュードという、その場で渡されたシチュエーションを体現する訓練をやったりしていたんですけど、それを思い出しました。もちろん『A3!』のCMなんですけど、役者の宣伝にもなっていて、それが初めての経験で面白いなと思いました」と今回のCMに絡めて“初めてエピソード”を披露しました。

そんな中川さんと小関さんが登場する『A3』新CMは、15秒の2バージョンと、特設サイト及びBSで流れる30秒バージョンの3パターン。ふたりの迫真の演技をチェックしてください!