さっそく天水館へ…。とその前に、オタク女子の巣窟でもある天水館は男子禁制。もちろん、ここも例外ではない。中を見るためには女装が必須という、前代未聞の展覧会なのだ。

 

でもご安心を。入口付近には、女装グッズが用意されているので、男性はここで着替えてから天水館に入ろう。  

 

服はスカートやケープ(?)など簡単に着替えができそう。ここから目覚めてしまう人もいるかも…?

(左)男性でも着用可能なXXXXLサイズ! (右)「女の武装はヒールなしじゃはじまらない。(by蔵之介)」ヒールも大きい!

 

いよいよオタク女子の巣窟、天水館へ  

昭和レトロな雰囲気漂う天水館。

スリッパに履き替え、天水館に入ってみよう。
(あれ…ヒールの意味は…?きっとヒールに慣れない男子の為の配慮なのだろう) 
 

 

(左)天水館スリッパ (右)尼〜ずの「尼」!

 正面には、映画で使われた月海の部屋を再現したコーナー。 

 

レトロな雰囲気だが、レースのカーテンやぬいぐるみなど可愛らしい月海の部屋。

クラゲオタクゆえ、壁にはクラゲのイラストが貼られ、あちこちにクラゲやグッズが置かれているなど、クラゲだらけ。原作のイメージが忠実に再現されている。

 

水彩や鉛筆画、パステルなどで描かれたクラゲの絵がびっしり。
  
(左)月海の机 (右)クラゲグッズがいっぱい

ベッド横の水槽には、月海の飼っているタコクラゲのクララがいる。  

 

蔵之介との出会いのきっかけにもなったクララ。元気よく泳いでいる。

まさか、クララまでいるとは驚いた。それにしても、クラゲが漂っているところを見ているだけで、なんだか癒される。思わず見入ってしまい、クラゲに魅了された月海の気持ちも分かる気がした。

月海の部屋から廊下に出ると様々なジャンルのオタク女子、尼〜ずの小道具が見られる。 

 

(左)三国志オタクのまやや(出演:太田莉菜)のフィギュア (右)横山光輝の三国志もずらり。なぜか花森さん(鯉渕家のお抱え運転手。ベンツオタク)お手製と思しき、ベンツのエンブレムも…。
電車オタク・アフロのばんばさん(出演:池脇千鶴)の電車の模型。
れ専(枯れたオジサマに萌えるオタク)のジジ様(出演:篠原ともえ)の 名曲喫茶のマスターの写真と、「枯れ専雑誌」。
和物オタクの千絵子抄(出演:アジアンの馬場園梓)の市松人形と和小物。

廊下から見上げると東村アキコ先生の複製原画が展示されている。名場面がピックアップされているようで、原作ファンにはうれしい。