4.味噌を賢く消費する方法!

味噌が減らない原因を筆者のまわりにリサーチしたところ、「味噌を使った料理をあまり作らない」という声のほか、「味噌汁をわざわざ作るのが面倒」「外食や中食が多く、味噌を消費する機会がない」という声が挙がりました。

味噌を使った料理の代表とも言える「味噌汁」。でもわざわざ少量作るのも面倒だし、案外手間がかかる…ということで敬遠しがちな人も多いようです。

そんな方におすすめなのが「味噌玉」です。

冷凍保存もできる!「味噌玉」って何?

「味噌玉」は、あらかじめみそ汁の具と味噌、だしを合わせて、1人分の分量で丸めておいたもの。

器に入れ、お湯を注ぐだけで味噌汁になる便利アイテムです。これならいつでも手軽に味噌汁を楽しめます。

だしは顆粒だしを使っていますが、具材の種類や味噌の種類によっては、だしを入れずともおいしく食べられる組み合わせもあるそう。ちなみにだしを入れる場合には味噌20gあたり顆粒だし小さじ1/2程度を目安にしてみてください。

味噌玉は、具材を混ぜたらラップで包んでおくだけなので簡単。

「冷凍保存」が基本で、1か月以内の消費が目安です。すぐ使い切れる少量であれば、冷蔵保存で1週間以内に食べきることを目安にするといいそうですよ。

味噌玉を作ってみました

筆者も3種類の味噌玉にチャレンジ。

高野豆腐やとろろ昆布を合わせ、柚子胡椒でピリッとアクセントを加えた「和風味噌玉」、干ししいたけや干しにんじんに塩昆布やごま油を合わせた「中華風味噌玉」、鮭フレークに粉チーズ、なんとフライドオニオンまで加えた「イタリアン風味噌玉」です。

それぞれの味噌玉には、せっかくなので、スタンダードな米味噌、どっしりとした味わいの赤味噌、フルーティーな味わいが特徴の米味噌(クラフト味噌)を使用してみました。

具材は乾燥したままで大丈夫…?と思いながら作りましたが、全く問題なし!

お湯を注いでかき混ぜればあっという間にいつもの味噌汁が完成です。

3種類はそれぞれ味わいが異なり、「こういう組み合わせもあるんだ!」というのを楽しめました。イタリアン風味噌玉は、洋食の日のスープにも使えそうです。

味噌玉の具材はお好きなものでOK。一方で、豆腐などの水分が多い食材や、じゃがいもやさつまいもなどの加熱が必要な根菜類、お肉や魚類は不向きとのこと。

根菜類など生で食べられない具材を使いたい場合は、事前に加熱して使用してくださいね。

ちなみに味噌玉はお弁当にも◎。お湯が注げる環境であれば、お弁当と一緒に味噌玉を持っていけば、お昼においしくいただけます。ぜひ試してみて。

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せっかく味噌を買ったなら、おいしく食べきりたいですよね。筆者はまずは味噌にラップをかけるところから始めてみました。

ひかり味噌の公式サイトでは、味噌玉をはじめ、味噌を使ったレシピもたくさん紹介されていました。

便利なレシピや保存方法を参考に、味噌をおいしく消費してみてください!

※ひかり味噌の「噌」の正しい表記は「口偏に曽」です。

フリーの編集・ライター。2児の母。グルメ・スイーツ・ライフスタイル系の記事を得意ジャンルとし、編集・執筆活動中。元システムエンジニア。趣味は料理、SNS、ゲーム、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買ってくるご褒美スイーツが特に好き。