MEGWINさんにいろいろ聞いてみよう

そんなわけで撮影も終わったことだし、MEGWINさんにいろいろ聞いてみた。

「ズバリ、2014年はいくら稼いだんですか?」

「うーん、数千万円ってところかなぁ」

「なにそれ! めちゃくちゃ稼いでるじゃないですか! 内訳は?」

「YouTubeからの広告収入が半分くらいで、もう半分は本の印税とか企業の広告費、講演、グッズの販売って感じかな」

「やっぱりYouTuberって儲かるのか…!」

「いやいや! 儲からねーよ! ほかのYouTuberの人たちみたいに、家の中で撮影してひとりで編集してたらそのお金全部もらえるかも知れないけど、俺の場合はこの家の家賃も払わなきゃいけないし、編集スタッフも専業の人雇ってるから、その給料だってその内から出さなきゃいけないわけでさぁ」

「あー、確かに。MEGWINさんの動画は手が込んでいてお金かかりそうな企画も多いですもんね。じゃあ、MEGWINさん個人の収入はどれくらいなんですか?」

「普通のサラリーマンくらいだよマジで」

「そうなんだ…! ちなみにこないだほかのYouTuberが『YouTubeの広告収入がいきなり半分なった!』って騒いでいましたけど、本当に減ったんですか?」

「いや全然。人のことはわからないけどあり得るとしたら、ボーナス商戦終わってYouTubeの収益自体が減ったからじゃない?」
HIKAKINについて


「ちなみに、HIKAKINさんについて思う事あったりします? 推定年収数億円って言われてるじゃないですか。MEGWINさんからしたら後輩みたいなものだったりするのに」

「もちろん『お金があっていいなー』とか『羨ましいなー』とかは思うけど、ほかは特に。たぶん2009年から2010年くらいまでの時期は俺がたぶん日本のYouTuberの中ではトップだったんだけど、そのころはまだYouTube自体がブレイクしてなかったからそんなにお金にもならなかったんだよね」

「んで、2012年から本格的に誰でも参入できるようになって、広告収入も入るようになって、そんで競争が激化してHIKAKINみたいな人も出てきて。時代なのかなぁー、って。でも俺はあんまりほかの人の動画は見ないから、意識したりとかはないかも」
ちなみにMEGWINさんは前述の通り10年前から動画の配信を続けているのですが、2007年には契約していた衛星放送の番組との契約が終了し、2008年には資金が完全に尽きて八方塞がりになったらしい。
そのときに手を差し伸べてくれたのが体重計や「タニタ食堂」でお馴染みのタニタさんで、タニタさんの出資を受けて株式会社MEGWIN TVを設立したとのこと。そのため、MEGWINさんは今でもタニタさんには頭が上がらないらしい。
それが今ではYouTuber全盛、動画全盛の時代って感じになってるわけで、タニタさんには先見の明があったのかも知れないですね。
MEGWINの野望


「今後こうして行こう、とかはあるんですか?」

「まずひとつは海外だね。今、英会話の勉強をしてて。嫁はオーストラリア人だし。やっぱり日本のマーケットより海外のマーケットの方がデカいからそっちも狙いにいかないと。徐々に海外の視聴者の比率が増えてるから、そこももっと増やしていきたい」

「なるほど。あとは?」

「あとはYouTubeをぶっつぶす!!」

「それ言っていいんだ」

「だって、YouTubeの中でやってる限りYouTubeの好きにされちゃうじゃん。プラットフォームから新しいのにしていきたいんだよね。ただ俺、動画ばっかりやってて、インターネットの事全然わかんないからヨッピーくん教えてよ!」

「えー! 僕に言われても! 今、どこも動画コンテンツやりたがってるから引き合いは絶対あると思いますよ!」

「本当に!? 俺、ネットの勉強するためなら週に何日、って感じで普通にサラリーマンやっても全然いいよ!」

「そうなんだ…。じゃあちょっとここで募集かけておきましょうか」

そんなわけで「MEGWINを雇ってみたい!」という方はぜひ、公式TwitterからMEGWINさんへ呼びかけてみてください!
「普通にIT関係の人たちとの人脈を広げたい」とのことなので、飲み会なんかにもガンガン誘って欲しいらしいですぞー!
ご連絡、お待ちしております!