温活のポイント
温活では「何を食べるか」だけでなく、「どう食べるか」も大切です。たとえば、からだを冷やす食材でも、調理法によって性質を変えることができます。トマトや豆腐などの涼性食材も、加熱してスープや煮込み料理にすればからだを冷やしにくくなります。
また、先述したとおり飲み物も重要です。冷たい水やジュースではなく、白湯やハーブティー、しょうが湯などを常備するとよいでしょう。
食事の摂り方を見直し、ゆっくりとよく噛んで食べることも、消化を助けながら内臓を温めるポイントです。
温活におすすめの漢方薬
冷え対策には、食事に加えて根本改善を目指す漢方薬の力を取り入れるのも効果的です。冷えのタイプは人によって異なり、手足が冷えるタイプや内臓が冷えるタイプ、冷えのぼせタイプなどがあります。自分の冷えのタイプに合ったものを選ぶことが大切です。
<冷えのタイプ別おすすめの漢方薬>
手足の冷えが気になる:当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
血行をよくし、からだを温めて、手足の冷えやしもやけを改善する漢方薬です。
冷えによる痛みがある人におすすめです。
内臓の冷えが気になる:人参養栄湯(にんじんようえいとう)
胃腸のはたらきを高めてエネルギーと栄養を補い、からだを温めることで、手足の冷えや疲労倦怠感、貧血などを改善します。
血の巡りが気になる:加味逍遙散(かみしょうようさん)
エネルギーの流れを整えてからだにこもった余分な熱を冷まして巡りをよくし、不足した栄養を補うことで精神を安定させ、気分の落ち込みやイライラを鎮めます。疲れやすく、上半身がのぼせて下半身が冷える人におすすめです。
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冷えの改善は一朝一夕ではなく、日々の積み重ねが大切です。根菜や発酵食品、香辛料などの温活食材を上手に取り入れ、からだを温める調理法を意識することで、冷え知らずのからだづくりができます。
食べるたびにからだがほっとする温活習慣を続けて、内側から健やかな毎日を過ごしましょう。
<参考文献>
※1 農林水産省「生姜は体を温める効果があるそうだが、どのような成分が働いているのですか。」
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
























