エゴ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の悪役)

スター・ロードの父親…正体は「惑星そのもの」
周囲の分子を操るなど、超人的な力を持つ、ピーター・クイル(スターロード)の実の父親。
その正体は実は、エゴという惑星そのもので、中核に浮遊する脳のような物体が本体。
再会したクイルに「父親らしいことをさせて欲しい」と、言葉巧みに近づきますが、ある恐ろしい計画に協力させようと企んでいます。
それは、数万もの惑星に自分の分身を植え付け、覆い尽くし、存在する全ての生命を自分自身にしてしまうという、ひどく傲慢で非情なものでした。
協力者として相応しい者を探すため、大勢の子供たちを次々と死に追いやるエゴ。
身勝手な理由から、かつて愛した女性でもある、クイルの母親さえも手にかけるのです。
最後はガーディアンズの必死の攻防でコアを破壊され、惑星もろとも消滅します。
まさに「エゴ」の塊!
「エゴ」というその名の通り、自分の崇高さに溺れ、自分以外の生物は価値がないと考えています。
宇宙を滅ぼし、全てを自分自身にしてしまうと言う、愚かな計画を遂行しようとしたエゴ。
傲慢さが肥大化した、非情で私利私欲にまみれたヴィランです。

■『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
オリジナル アウターケース付MovieNEX(4,000円+税)好評発売中! デジタル配信中!
(2018年12月31日までの期間限定出荷)
ヴァルチャー(『スパイダーマン:ホームカミング』の悪役)

チタウリの武器を売りさばく、違法な密売人
元々は『アベンジャーズ』での、NYの戦闘の瓦礫処理を任されていたヴァルチャー。
トニー・スターク(アイアンマン)と政府が設立した、ダメージコントロール局により、突然のリストラに合います。
戦闘の後始末をしていたさなか、突如その戦闘を起こした張本人に、理不尽に職を奪われたヴァルチャーは、恨みを募らせます。
そして、政府に未提出だったチタウリの残骸を再利用して、ハイテク兵器を作り、密売を始めます。
密売の現場を見られ、邪魔をされた事により、スパイダーマンに対し殺意を抱くヴァルチャー。
最後はアベンジャーズ施設の武器を奪おうとする現場を、スパイダーマンに阻止され、逮捕されます。

人間味あふれる、良き父親でもあるヴァルチャー
武器の密売はもちろん悪ですが、ヴァルチャーには家族がいました。
家族を守り、路頭に迷わせないためという、彼なりの正義と、背に腹は抱えられない正当な理由がありました。
スパイダーマンが娘のボーイフレンドとわかり、1度は忠告だけで見逃そうともします。
近年のMCUヴィランの中では、1番人間味のあるキャラクターかもしれませんね。

■『スパイダーマン:ホームカミング』
発売中
ブルーレイ&DVDセット4,743円(税別)
発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
© 2017 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved. | MARVEL and all related character names: c & TM 2017 MARVEL.