アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー ©Marvel Studios 2018
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大々的に繰り広げられたプロモーションのとおり、冗談抜きで「驚愕の結末」を迎えた2018年4月27日公開『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。

あまりの結果に、

「え!? これ、この後どうすんの??」

と、唖然とするしかなかった観客も、少なくなかったはず。

特に、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をきっかけにMUC(マーベル・シネマティック・ユニバース)に興味を持った方向けに、5つの視点から、“その後” の可能性を探ります。

※当記事は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観賞した方に向けた記事です。ネタバレには一切配慮してない内容になりますので、未見の方は、最大限ご注意ください。

1.『インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』は続き物

そもそも、アベンジャーズ3=『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と、アベンジャーズ4=『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、続き物です。

すでに次回作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の本撮影は終了したと伝わっています。

2部作なんです。

必然的に、前半となる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、壮大な前振りの内容になります。

ですので、ヒーローの多くが(しかも、スパイダーマンやブラックパンサーといった、今後の活躍が期待される新ヒーローが……)、6つのインフィニティ・ストーンの力で、死を迎えてしまったとしても、必ず、どんでん返しがあります。

どんでん返しがあるとだけは、断言できます。

ま、とはいえ、ヒーローが生き返る保証は、どこにもありませんが……。

2.『インフィニティ・ウォー』はサノスというヒーローの映画

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 ©Marvel Studios 2018

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は壮大な前振りである、という見方を裏付けるように、製作陣や俳優陣は、おしなべて、「インフィニティ・ウォーはサノスというヒーローの映画」という主旨の内容を語っています。

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  • スパイダーマン(ピーター・パーカー)役、トム・ホランド
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事実、その通りでした。

もちろん、お馴染みのアベンジャーズの面々も描かれましたが、映画全体としてみると、

“サノスが、自らの志(こころざし)を、幾多の困難をはね除けて、完遂した”

という内容以外の、何ものでもないわけです。

結末でサノスは、ソウル・ストーンの世界で、幼いガモーラと言葉を交わし、さらにはソーの追撃から逃れ、肩の荷が下りたような様子を見せます。

思い返せば『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、バランスがテーマとして掲げられました。

言ってみれば、アベンジャーズの裏側にある、サノス側の正義が勝利したのが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。

続く『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、その揺り戻しがある、と見るのが妥当でしょう。

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