企業誘致イベント「Hi! HIROSHIMA Business Days 2025」メインピッチにて、AI×NFTで「資金調達」と「ファン熱狂」を叶える応援モデルを提案。実証実験へ


写真左:株式会社Pacific Meta 池村 竜也 / 右:湯崎 英彦 広島県知事(当時)

ブロックチェーン領域のコンサルティングを行う株式会社Pacific Meta(本社:東京都港区、代表取締役:岩崎 翔太、以下「当社」)は、2025年11月21日(金)に広島県で開催されたオープンイノベーションイベント「ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025」のAIサンドボックス部門に参加し、同部門において最高得点(部門優勝)を獲得いたしました。

当日は、当社の事業開発マネージャー池村 竜也が登壇し、広島県内のスポーツチームに向けた、「AI×NFT」による新しい応援の仕組みを提案しました。今後は実証実験の実施に向けて、各チームとの連携を進めてまいります。

■「ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025」概要

本イベントは、広島県が主催する大規模な企業誘致・オープンイノベーションキャンペーン「Hi! HIROSHIMA Business Days 2025」のメインイベントとして開催されたピッチコンテストです。

- イノベーション拠点としての「Hi! HIROSHIMA Business Days」「Hi! HIROSHIMA Business Days」は、デジタル系企業等の挑戦を後押しする「ビジネス拠点」としての広島県の魅力を発信する集中期間です。5回目を迎える今回は、県内企業や自治体が一体となり、県内各地で行われるで地域案内や交流イベントなどを通して、革新的なビジネスが生まれる土壌を全国へアピールしました。

- 「スポーツ王国広島」の課題を技術で解決する「指名会議」
そのメインイベントである「ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025」では、「スポーツチームが抱えるリアルな経営課題を、AIなどの最新技術で解決すること」をテーマに募集が行われました。
全国約70社のエントリーの中から選抜された企業が、スポーツチームや審査員に向けた公開プレゼンテーションを行いました。


【開催概要】
- コンテスト名:「ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025」
- 主催:広島県、広島市、広島県企業立地推進協議会、サンフレッチェ広島、広島ドラゴンフライズ
- エントリー区分:
- - AIサンドボックス部門(当社受賞):AIを活用した、新規性や独自性のある提案が対象
- - 自由提案部門:AI以外の技術等でスポーツチームの課題を解決する提案が対象
- 審査員:
- - 湯崎 英彦 氏(広島県知事 ※当時)
- - 秦 英之 氏(スポーツアクティベーションひろしま 代表)
- - 竹嶋 大助 氏(スポーツ庁 アドバイザー)
- - 西岡 賢 氏(株式会社広島ベンチャーキャピタル 代表取締役)
- - 桶谷 建央 氏(レガシーイノベーショングループ株式会社 取締役 兼 執行役員)
- 公式サイト:https://kurukuru.hiroshima.jp/hihiroshima/ai-sports/

広島県による開催報告はこちら

チームが抱える課題:「資金」と「ファン接点」のジレンマ

本ピッチにおいて、当社は広島県内のスポーツチームが抱える課題に対し、解決策を提案しました。同県をはじめ、多くの地域スポーツチームは以下の複合的な課題を抱えています。
- 資金調達の限界: スポンサー収入やチケット代以外の、新たな収益の柱が必要である。
- ファン接点の継続性: 試合日以外にもファンと繋がり、熱量を維持する仕組みが不足している。

■提案内容:AI×NFTで、ひろしまSPORTSの「資金調達」と「新たなファン接点」を同時に実現

当社はこれらの課題に対し、「用具NFTの発行・販売」と「AIによる運用自動化」を組み合わせたソリューションを提案いたしました。



<提案の骨子>

1.用具NFTによる資金調達(オーナー制度):
バットやボールなどの「用具」をNFT化してファンに販売。チームにとっては、今までコストだった用具が収益源に変わり、その売上を用具購入費や運営費に充てることができます。ファンにとっては、用具NFTを通じて「推しの選手の用具オーナー」としての支援した証やオーナー感を得ることができ、さらに選手との交流や練習見学などの特典も付与されます。

2.「自分の支援がどう役立っているか」をAIが可視化:
NFTを購入したファンは、支援した用具の使用状況をAI自動生成レポートで確認できます。運営側の負担を抑えつつ、ファンに「自分の支援がどう役立っているか」を可視化することで、エンゲージメントを高めます。

3. 低コストでの導入・展開:
NFTの素材デザイン生成やレポート作成にAIを活用することで、運用コストを極小化。地域スポーツチームでも導入しやすいモデルを構築しました。

■登壇者コメント



株式会社Pacific Meta
事業開発マネージャー 池村 竜也
(出身:広島県呉市生まれ、広島市育ち)広島で生まれ、広島でスポーツをしながら育った1人として、このたび広島に戻り、地元のスポーツチームの皆さまに提案の機会をいただけたことを大変光栄に感じています。 広島には、かつて存続の危機にあった球団を市民が『たる募金』で救ったという、世界に誇るべきスポーツ文化があります。私たちはこの”ファンが主体となって地元のチームを支える仕組み”を、AIとNFTという最新技術で現代版に進化させたいと考えました。

Web3やブロックチェーンは新しい領域ですが、その価値をいかにわかりやすく伝え、地域に役立てられるかを考えながら取り組んできました。今回、このような場で私たちの試みを評価いただけたことを大変嬉しく思います。 AIサンドボックス賞はゴールではなく、ここ広島での実装に向けたスタート地点だと考えています。広島のスポーツ文化に少しでもお力添えできるよう、ここから真摯に取り組んでまいります。



■今後の展開:広島モデルから全国へ






今回の受賞により、本提案は広島県の実証実験支援事業への申請にかかる審査が免除されます。 今後は、広島県内のスポーツチームと連携し、社会実装に向けた実証実験の実現を目指してまいります。

また、今回当社が提案したシステムは特定のスポーツに限らず、学校の部活動、劇団、音楽グループなど、「道具や場所を使って活動するすべての組織」に応用が可能であると考えております。 「スポーツ王国広島」の実現の一助となるべく他のスポーツチームへの展開、さらには全国に先駆けたモデルケースとしての発信を目指します。

■本件に関するお問い合わせ先

株式会社Pacific Meta 広報担当
問い合わせフォーム:https://pacific-meta.co.jp/contact/

■株式会社Pacific Metaについて




Pacific Metaは、事業戦略の立案からトークン設計、資金調達、マーケティングまで、ブロックチェーン事業の立ち上げと運営を包括的に支援しています。創業から3年で150件以上のプロジェクトを支援し、国内外41カ国以上のプロジェクトに携わるグローバルチームとして、日本発・海外発の双方からビジネスの展開をサポートしています。ブロックチェーンやトークンを活用した事業が、社会実装へと迅速に到達できるよう、人材・ノウハウ・ネットワーク・投資のあらゆる側面から伴走しています。

【会社概要】
所在地:東京都港区芝2-2-12 浜松町PREX8階
代表者:代表取締役社長 岩崎 翔太
創業日:2022年8月10日
事業内容:ブロックチェーンアクセラレーター事業
 ・コンサルティング
 ・マーケティング
 ・パートナーシップ
 ・資金調達支援
 ・セキュリティトークン発行支援
 ・ステーブルコイン発行支援
資本金:6.3億円(資本準備金含む)
公式サイト:https://pacific-meta.co.jp/
お問い合わせ:https://pacific-meta.co.jp/contact/
Email:info@pacific-meta.co.jp
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