大腸利用性を重視する食の考え方へと転換することで、食産業における新たな価値創出を目指す。

株式会社バイオシスラボ(本社:愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98藤田医科大学内)は、植物性食品とプレバイオティクスの価値を「大腸利用性」という新たな評価軸で再定義する企業間共創プロジェクト「Project Plants」を、2026年1月より始動する。
■「Project Plants」について
本プロジェクトは、海藻・穀類・豆類など、海と陸の植物性素材を扱う食品素材原料メーカーおよび食品メーカー各社と連携し、これまで主流であった小腸利用性の栄養素を中心とした設計から、大腸利用性を重視する食の考え方へと転換することで、食産業における新たな市場と価値創出を目指す取り組みである。
■大腸利用性という新たな評価軸について
近年の健康・長寿研究において共通して注目されているのが、大腸利用性の高い食品と食習慣が、全身の健康や老化リスクに深く関与しているという点である。これまでの食品・栄養設計は、吸収率の高さ・即効性・小腸でどれだけ取り込まれるかといった小腸利用性を中心に発展してきた。植物性食品に含まれるプレバイオティクスは、小腸で効率よく吸収されること(小腸利用性)を目的とせず、大腸まで届き、腸内細菌に利用されることで機能を発揮する(大腸利用性)という特性を持つ。
大腸利用性の高い食品がもたらす、
・短鎖脂肪酸の産生
・腸内環境の健全化
・腐敗反応の抑制
・慢性炎症や老化リスクの低減
といった生理現象は、健康長寿の基盤であり、「植物性 × 大腸利用性」こそが、これからの健康価値の共通項であることを示している。
■今後の展望
「Project Plants」は、海藻・穀類・豆類などの植物由来原料を持つ食品素材原料メーカーや植物性素材を活用した食品・飲料メーカー、腸内環境、発酵、ウェルネス領域に取り組む企業と連携し、始めにスポーツ分野から実証を開始する。本プロジェクトでは、通常の食事をスタンダードとしたまま、全体の中で植物性食品の比率を高める食習慣を導入し、
・極端な食事制限や置き換えは行わない
・動物性食品を無理に排除しない
・日常の食事の延長線上で実践
のアプローチにより、小腸利用性中心の栄養設計から、大腸利用性を重視した食習慣へと転換した場合に、パフォーマンスの持続性・回復力・コンディショニング・食後の負担感にどのような変化が生じるのかを実証的に検証していく。
将来的には、これらの知見をもとに、プランツを中心としたアスリート向け食事設計や、競技特性に応じた食品・素材の開発へと展開していく予定である。
■会社概要

・社名:株式会社バイオシスラボ
・本社所在地:愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98 藤田医科大学11号館506
・事業内容:「プレ・プロバイオティクス」研究プロジェクトサポート
・設立:2023年10月
・HP:https://biosislab.co.jp/
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