喉のつかえ感の受診の目安

「喉のつかえ感があるけれど、病院で診てもらうべき?」と悩んでいる人もいるでしょう。

以下のような症状がある場合は医療機関への受診を検討するのがおすすめです。

・喉のつかえ感が長期間続く
・実際に食べ物や水が飲み込みにくい
・喉の痛みがある
・声がれが続く

これらの症状がある場合、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

今日からできる!喉のつかえの対策方法

喉のつかえ感が軽い段階なら、生活習慣の見直しで改善できる可能性があります。

日常生活でできるセルフケアを紹介します。

1.深い呼吸を意識する

ストレスを軽減して自律神経を整えるために、深い呼吸を意識しましょう。

呼吸は自律神経と密接に関係しており、呼吸が浅くなると交感神経が優位になって首や肩にも力が入りやすくなります。一方で、深くゆっくりとした呼吸を意識すると副交感神経が優位になり、自律神経が整いやすくなるのです。

とくにおすすめなのが腹式呼吸です。腹式呼吸をするときは背筋を軽く伸ばし、おなかがふくらむのを感じながら鼻から息を吸い、吸ったときの2倍の時間をかけて口からゆっくりと吐きましょう。就寝前などに寝転んでするとリラックスして寝付きをよくすることにもつながります。

2.首のストレッチをする

首のコリが気になる場合は首をストレッチして筋肉をほぐしましょう。首周辺の筋肉がほぐれると血行が促進され、心身をリラックスさせることにもつながります。

たとえば、肩をすくめてストンと落とす、首をゆっくり回すなどの体操を取り入れてみましょう。デスクワークの合間や入浴後など、生活のなかでこまめに行うことでコリを改善・予防しやすくなります。

ストレッチは反動をつけず、痛みが出ない範囲で行うことが大切です。短時間でもこまめに続け、首周辺の筋肉をほぐしましょう。

3.喉を労わる食事を意識する

喉を労わる食事を意識し、喉への負担を軽減することも効果的です。

喉のつかえ感があると食事が飲み込みにくく、食欲も低下しやすくなります。ぬるめの飲み物やとろみのある柔らかい料理などは喉を通りやすく、喉への負担も軽減できます。また、蜂蜜などの喉を潤す作用がある食材を積極的に摂るのもおすすめです。

一方で、香辛料を使った料理や熱すぎる飲食物、アルコールなどは喉や胃の粘膜を刺激しやすいため、つかえ感が強い日は控えめにしましょう。とくに、香辛料などによってからだが熱くなると、汗によって体内の水分が排出されて喉の乾燥を招き、喉が刺激を受けやすくなるため注意しましょう。

4.食べ方を見直す

食べ方を見直して逆流性食道炎を防ぐことも、喉のつかえ感の改善につながります。早食いや食べすぎは胃酸の逆流を招き、喉の違和感を悪化させることがあります。また、高脂質な食事も胃酸の逆流を起こしやすくなる要因のひとつです。

喉のつかえ感があるときは、一口の量を少なめにし、よく噛んで食べることを意識しましょう。早食いしがちという場合は、一口ごとに箸を置くと食べるスピードをゆっくりにできます。

また、食べてすぐ横になると胃酸の逆流が起きやすくなります。夕食は寝る直前を避け、脂っこい料理や甘いものを遅い時間に摂らないようにしましょう。

5.質の高い睡眠をとる

睡眠の質を高めて自律神経を整えることも効果的です。睡眠不足が続くと心身の疲労が抜けにくくなり、自律神経も乱れやすくなります。

睡眠の質を高めるには、就寝前に心身への刺激を控えリラックスすることが大切です。スマホやパソコンなどのデジタル機器、カフェインを含む飲料やお酒などはからだを刺激して寝付きを悪くさせやすいため、できるだけ控えましょう。

心地のいい音楽を聴く、アロマの香りを楽しむなど、心身をリラックスさせる時間を設けることで睡眠の質を高めやすくなります。

また、就寝前は照明を落とした静かな部屋で過ごすのも効果的です。光による刺激を少なくすることで睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が促され、自然な眠りにつきやすくなります。