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――「年を重ねるにつれて、作品の中で自然にもう一人の自分を表現できるようになった」という記事を読みました。28歳の今、同じ年の28歳の天才推理小説家オ・リオンを演じていますが、いかがですか。
パク・ソジュン「同時代を生きているという気がします。僕は背伸びをするのはイヤなんです。背伸びをするとオーバーで大げさになってしまいます。視聴者も抵抗を感じると思います。僕が経験してきた歳月、時間を演技に自然に込めるものだと考えているので、同年齢のキャラクターを演じるのが一番いいと考えています」
――ドラマの中で、作家のオメガは女性たちを誘いますが、実際のパク・ソジュンさんはどうですか?
パク・ソジュン「実際の僕は、多くの人と付き合うタイプではありません!(笑) 時間が経てば経つほど新しく出会う人よりもそばにいる人を大切にしようと考えるタイプです。ある意味保守的かもしれませんが、僕はそういうスタイルです(笑)」
――昨年から休みなく活動を続けていますが、大変ではありませんか。
パク・ソジュン「もちろん体力的にしんどいときはありますが、でも僕が一番面白いと思う仕事をしているので、演技をしながらつらいと思ったことはありません。でも、生理的なことってありますよね。例えば寒かったり、暑かったりすると大変です。それ以外は特にツライことはありませんでした。体力的に負担が大きいので休みたいと思っても、いい作品を見ると“やらなくては!”という気持ちになります。やりたいことがあってもできる環境が整うのは、すごく難しいことだと思います。だんだん環境が整ってきていて、それを楽しむべきだと思っているので、ツライことはありませんでした」
――体力はどのように管理していますか。
パク・ソジュン「仕事の合間に運動をしようとしていますが、最近は以前よりも時間がなくてあまりできません。運動ができなければ、食事だけでもしっかりしようと。休みの日は、睡眠不足を補うようにゆっくり寝て、少しずつコンディションを調整しています」
――ストレスもたまると思いますが、ストレス解消法は? 趣味はありますか?
パク・ソジュン「プライベートな時間はあまりないのですが、ストレスは現場で解消しているような気がします。現場でスタッフに会って話をしたり、楽しませたりして、スタッフがいいリアクションをしてくれると、僕も楽しくなって。それ以外に、特に何かやっていることはありません」