昼食準備・外遊び減など負担が集中、小学生家庭の葛藤を可視化──SHIFT実態調査

お客様の売れるソフトウェアサービス/製品づくりを支援する株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下大、プライム市場:3697、以下SHIFT)は、子どもをもつ保護者を対象に、【夏休みにおける「働く」と「子育て」のトレードオフ実態調査】を実施しました。本調査は、家庭内の工夫だけでは調整しにくい論点を整理・可視化し、企業としての関わり方を検討することを目的に実施。小学生の子どもをもつ保護者の回答を中心に、猛暑下の夏休み期間における「働く」と「子育て」の両立の実態や感じ方を分析しました。

昼食準備・外遊び減など負担が集中、小学生家庭の葛藤を可視化──SHIFT実態調査

■ 調査概要
・調査名:夏休みにおける「働く」と「子育て」のトレードオフ実態調査
・調査方法:オンラインアンケート
・調査期間:2026年5月11日~5月31日
・調査対象:子どもをもつ保護者(n=495、うち小学生の子をもつ保護者 n=272)

■ 本調査のポイント
・小学生の子どもをもつ保護者の68%が「夏休み期間中は通常時より強いストレスを感じる」と回答した。
・小学生の子どもをもつ保護者の85%が「夏休み期間中、子どもにもっと有意義に過ごさせたいのに十分にできていないと感じることがある」と回答した。
・小学生の子どもをもつ保護者の夏休みの困りごととして、昼食準備の負担(61%)、暑さによる外遊びの減少(45%)、学童にまつわる送迎や弁当などの負担(36%)、遊び場の確保(25%)があがった。
・回答者全体では、両立のために行った対応として有給取得(81%)、出社を控えた/在宅変更(63%)があがった。また、仕事の機会を断った(23%)、転職(27%)という回答もみられた。
・回答者全体では、61%が「働くことが子どものよい体験につながったことがある」と回答し、85%が「親の職場を知る機会には価値がある」と回答した。


■ 猛暑が“両立の葛藤”を深める
夏休み期間中、学校がある期間に比べて仕事と育児の両立にどの程度ストレスを感じるかを聞いたところ、小学生の子どもをもつ保護者のうち、68%が「夏休み期間中は学校がある期間より強いストレスを感じる」と回答しました。



また、夏休み期間中、お子さんにもっと有意義に過ごさせてあげたいのに十分にできていないと感じることはあるかについては、85%が「十分にできていないと感じることがある」と回答しています。自由記述では、「いつも同じでいいのかな」「旅行や非日常体験をたくさんさせてあげたいが、親が仕事で連れていけない」「子どもに楽しい時間を十分に与えられていないのではないか」といった声も寄せられました。

夏休み期間中の家庭の困りごとについては、「昼食準備の負担」(61%)、「暑さによる外遊びの減少」(45%)、「学童にまつわる送迎や弁当などの負担」(36%)が上位を占めたほか、「遊び場の確保」(25%)も上位にあがっており、近年の猛暑により、外遊びの機会が限られるなかで、子どもの過ごし方や居場所に関する負担が生じている様子がうかがえます。




■ 個人が両立できる環境を模索
本調査では、夏休み期間の状況に加え、夏休みに限らない仕事と子育ての両立に関する実態についても尋ねました。子育てを理由に経験したことについて聞いたところ、子どもをもつ保護者のうち、有給取得(81%)や出社を控えた/在宅変更(63%)といった回答のほか、23%が「仕事の機会を断った経験がある」と回答しました。また、転職(27%)、退職(7%)といった回答もみられました。

こういった子育てと仕事の両立の難しさは、多くの場合、家庭内や個人の工夫によって調整されています。「夏休み期間中、『気持ちが軽くなった』と感じたエピソードや、『こういう形なら前向きになれる』というアイデア」を尋ねた設問では、「夏季休暇があれば調整できる」「半日在宅が可能なら対応できる」といった意見が多くみられました。



■ 「親の職場を知る機会」への評価
今回の調査では、子育てと仕事の両立をめぐる保護者の負担や葛藤が浮き彫りになる一方で、前向きな動向も確認できました。自分が働いていることが、子どものよい体験につながったと感じたことはあるかという質問には、回答者のうち61%があると回答しました。さらに、子どもが保護者の職場を訪れ、保護者が働く姿をみるという機会には価値があると思うかを聞いたところ、85%が価値があると回答しました。



■考察
夏休みは、小学生の子どもにとって自由に過ごし方を選べる特別な期間です。だからこそ、保護者は「この時間をどのように過ごさせてあげられているか」と自問する機会が増える一方で、仕事は学校がある時期と同じように進行します。その葛藤が、長期休みで生活のリズムが変わる夏休みに顕在化しやすいことが本調査からうかがえました。さらに、近年の猛暑により外遊びの機会が限られてきているなかで、夏休みの両立負担はより複雑化している様子もみえてきました。
こうしたなか、多くの保護者は夏休み期間に限らず、有給取得や在宅勤務の調整などを通じて自ら両立を模索しています。ここから、両立の負担が個人の努力に大きく依存している側面も浮き彫りとなりました。

■SHIFTグループの取り組み:「シフトモKidsサマースクール」
SHIFTグループが毎年実施している「シフトモKidsサマースクール*」は、働く時間を確保することと、子どもに豊かな体験を届けることのどちらかを選ぶのではなく、企業が一歩踏み込んで関わることで両立を前向きな体験へと転換する取り組みです。子どもたちにとっては運営や講師として関わる従業員など、働く大人の姿に触れる機会にもなっています。

参加した保護者からは、「会社への信頼感も高まり、SHIFT従業員でよかったと思わせてくれる」「このサマースクールは、会社に勤めていて本当によかったと実感できる、かけがえのないもの」「『パパの会社こんな会社なんだよ!』と楽しそうに話してくれるので、SHIFTにいることが周囲の自慢になった」「サマースクールに参加したいから、お母さんはSHIFTを辞めちゃダメ!といわれている」といった声が寄せられています。

SHIFTでは、「働くこと」と「子育て」がトレードオフになりがちな夏休みを、保護者にとっても子どもにとっても前向きな記憶へと変えていくため、今年も「シフトモKidsサマースクール」を実施します。

*シフトモKidsサマースクール:SHIFTが2021年より実施する夏休み中の自社従業員のお子さんを対象にしたプログラム。例年、約2週間にわたり約30講座もの“学校では学べない”、さまざまな体験を提供している。
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