オモトピアをご覧のみなさん、まいど! おおきに! 吉本ユータヌキです!

コテコテな関西臭を撒き散らかして始まりましたが、僕は生まれ育ちも大阪。ドリカムに負けず劣らずの大阪LOVERです。

天下の台所と言われる大阪コソガイチバンヤ! ってオマリーも言ってるので、ベタ中のベタではありますが大阪名物の“串カツ”にスポットを当て、有名店からオススメ店までを7店紹介し、僕なりの“串7(くしセブン)”を決めたいと思います!

 

僕の選ぶお店とあなたの選ぶお店を比べながら『いや、あの店が入ってないやん!』『こんな店知らんかった!』『赤星は最近解説者として板についてきたなぁ』なんてノムさんになりきりながら、あなたなりの串7もセレクトしてみてください!

 

 

一件目・大阪駅徒歩1分の立ち食い串かつ『百百』

大阪梅田にあります『百百』というお店から!

写真は看板を指差しているように見えますがバリー・ボンズがホームランを打ってホームインする時のポーズです。

大阪の中心“JR大阪駅”から徒歩1分!“阪急梅田駅”へ向う途中の立ち飲み屋がたくさん並ぶ中にあります。

Twitterで「オススメの串カツ屋をお店教えてください!」と呼びかけたらまったく拡散もされず自分の人望のなさを痛感していた時に届いた唯一のお店です。

 

 

中に入ってみるとTHE立ち飲み屋な店内。

15人ぐらい無理やり詰め込まれた上に「換気扇の概念ある?」ってぐらいにオイリーなオイニーがすごく、店員は「おっちゃんかおばちゃんかどっち?」ってなるようなおっちゃんかおばちゃんが4,5人。

しかし、これぞ老舗の串カツ屋。かなりの期待ができる!

 

 

メニュー板からすこぶる漂う昭和感。串は2串から注文のよう。

2串230円からとリーズナブルなお値段。 まずは牛、豚、エビを注文!

 

 

でてきた! 絵力強い! もう美味しい! 母親の手料理のような串カツ! いただきます!

 

 

ソースをたっぷりつけて食べると、なんとまあ優しい味!パン粉が荒くて衣がサックサク。

あっさりしてるけど、深みとコクのあるソース。庶民的な味でちょちょっと仕事帰りにビール飲みながらつまみたくなる。立ち飲みにぴったり!

中でも一番美味しかったのは…。

 

 

“若鳥”!

隣のおっちゃんが美味しそうに食べてたので、真似してすぐに注文。

もはや串ではない骨つきの唐揚げなんですが、唐揚げ好きの僕にとっては圧倒的至福!

 

 

激うま。プッリプリの肉から出る肉汁とソースが化学反応を起こして昇天必須。

すべて食べて思ったのは、揚げもんやのにすっごいさっぱりしててクドさがない! ということ。

ソースに秘密があるんかなと思って覗いてみると。

 

 

よ〜く見るとソースに浮かんでいる葉っぱ。

左側の白いのは僕が食べたキャベツの破片なんですが、写真上の方にうっすら見えるローリエ…。これは肉の臭みを消す香辛料。

もしかしたら、これがソースの秘密なのかも(ロリエでボケようかと思ったけども理性が働き自重しました)。

 

ここで疑問。店員のおっちゃんみたいなおばちゃんに聞いてみました。

 

このカウンターと一体型になっているソース。これ外せなさそうやけど、ここにソース継ぎ足してんの?

 


おっちゃんみたいなおばちゃん
「ちゃうちゃう! これは地球の裏側まで繋がっててブラジルから湧いてんねや...ちゃうか! ははははははは!!!!」

 

大阪ではこんなやり取りが日常茶飯事。これも愛嬌。突然突拍子もないギャグをほりこんでくるおばちゃんは愛すべき存在なのです。

 

 

店名:串かつ百百
住所:大阪府大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街
電話:06-6312-1423