笑って許してくれる

どうでもいいことは笑って許してくれる女性も、男性を癒す存在です。

意地の張り合いに疲れ切っている彼らなので、言い争わずにスッと引いてくれる女性に、「助かった!」と心底ほっとするもの。

多少のわがままを言っても許す女性のおおらかさに、心からの癒しを感じるのです。

「だって、この前はこう言ってたじゃない!」などと、些細なことを問い詰めてくる女性は敬遠されがち。女性のほうがなぜか記憶力がいいので難しいのですが……、過去を蒸し返さないだけでも、癒し系に一歩近づくと言えます。

100%まるごと肯定してくれる

婚活コンサルタントの方によると、男性には「恋人になる女性には、自分を100%受け入れてほしい」と望む心理があるそうです。意外にナイーブで、一言ダメ出ししただけで「この子とは無理」と判断する男性もいるとか。

ちなみに筆者も、「自分の妻や恋人には、少しでも否定されるともうダメ」という男性になら、何度か会ったことがあります。

一方で、「ちゃんとしなさいよ!」と発破をかけられて奮起するタイプは、近頃見かけなくなった気がしています。打たれ弱い男性が増加中なのでしょうか。

多くの男性が、ありのままをまるごとすべて肯定してくれる女性に会えた時、「本命彼女にはこういうコがいい!」と意識するのです。

弱音を言える

男性が最も癒されたいと願うのは、仕事や人間関係で失敗してしまったなど、何かつらいことがあったタイミング。

そういう時ほど、男性は人前で隙を見せないように……と気負ってしまう。だからこそ、「この子になら弱音を吐いてもいい」と思えるパートナーを必要としています。

「かっこつけなくてもいい」「弱みを見せてもいい」女性は、本命彼女に最も近いところにいるのです。

ちなみに、彼が弱音を吐くモードに入ったら、アドバイスめいたことが耳に入る時ではないので、無理に励まさず、いたわるだけで十分。

解決する力は彼自身の中にある。そう信じて見守ることのできる女性が、ホンモノの癒し系です。

相手のダメなところも許して受け入れる癒し系女性は、男性が最も本命彼女にと望む女性像の近くにいます。

いい恋愛をしたければ、自分の癒しの力はどのくらいかを確かめてみましょう。「外見の癒し力が足りないかな」「この話し方では相手を癒せないかな」と気づいたら、高める工夫をしてくださいね。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。